わしゃカラス用の罠を作っただけなんじゃ!

 今日(※執筆時)の地元は雨です。やっと梅雨らしい感じになってまいりました。室温は執筆時で26℃。うん、窓は開けてられないね。湿気も入っちゃうし。雨音が耳に心地良い良い良い良い……(残響音含む)。

 梅雨と言えば、山口を除く中国、近畿、東海の各地方が梅雨入りしたみたいですね。四国の梅雨入りは早かったのに、ここまでタイミングがズレるとは……。とにかく、今後の全国的な梅雨入りはあっと言う間なのでしょうな。


 最近はPCの調子が悪くて、まるでカウントダウンのようです。頼む、もうちょっとだけ持ってくれぇ! 調子が悪いとブラウザが固まってしまうのが痛いですね。もっと快適なブラウジングを! 少し前まで出来ていたのに! PCを酷使しすぎたのが原因だと言うのは分かっているのですけどね(汗)。


 ではまずコビッド関連の話題から。東京で新しく18人の感染者が確認されたり、ウイルス対策の持続化給付金事業をめぐり、事業に関わる業者の全体像を示す資料を経済産業省が受け取ったのが6月8日(※執筆時)だった事が分かったり、北海道の5月以降の感染者の14%が昼のカラオケ利用者と従業員だった事が分かったり、9月から行われる声優のライブチケットの値段が感染対策で2倍になってしまったり、福岡の区役所で給付金の支給が遅れているのに腹を立ててカウンターテーブルを殴打するなどして業務を妨害した男が逮捕されたり、京都の病院で医療従事者支援のために無償提供されていた弁当が原因の食中毒が発生してしまったりと、ライブの値段2倍は当然とは言えちょっとショッキングでした。転売ですごく高くても買っちゃうファンがいる事を考えれば、2倍くらいの値段ならあんまり影響がなかったりするのかもですな。私は2倍になったら手は出せませんけど……貧乏故に……(遠い目)。


 さて、昨日は、東京都内の回転寿司のお店で店長だった男性が倒れて亡くなった原因が過労死と認定されたり、同じく東京で視覚障害者の女性を狙って盗撮していた男が逮捕されたり、京都で保護した犬や猫を引き取って神様と呼ばれていた女性の家で数十匹の死体が発見されて警察が捜査を進めていたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、猫の島で起こった悲劇です。こう言う事例、他の猫島でも他人事ではないのかも知れません。悲しい話ですね。


 6月5日(※執筆時)、福岡県警小倉北署は『猫の島』として知られる北九州市小倉北区の離島・馬島うましまの猫が急減した問題で、毒餌をまいて猫を殺すなどしたとして、同区の80代男性を動物愛護法違反と鳥獣保護法違反の疑いで書類送検しました。動物虐待防止に取り組む福岡市の特定NPO法人SCATスキャットが2019年10月に刑事告発していた問題です。


 送検容疑は17年9月から19年5月にかけて馬島で毒餌をまいて、猫を殺傷したり、カラスを殺傷しようとしたりしたと言うもの。


 馬島では14年から約90匹いた猫の大半に不妊手術を施し、島ぐるみで「地域猫」として守る活動が進んでいました。しかし、最近ではその数が約30匹まで急減。泡を吹いて倒れるなど不審な猫の死骸が40体以上見つかっており、スキャットが調査していたのだとか。スキャットによると、島では農薬とみられる青い薬品のようなものが付いた魚の切り身などが見つかっていたのだそうです。


 19年8月、男性は仕掛けた罠について「カラスを駆除か脅すつもりでまいていた。猫が来たかは知らない」などと話していたのだとか。


 これって地域ぐるみで猫を大事にしようって話でまとまったのに、それに従えなかった爺様の孤独な反逆だったのでしょうか。たった1人そう言う人がいるだけで、簡単に環境は変わってしまうのですね。これは考えさせられます。

 そりゃ30人いれば、その中に猫嫌いの人がいても不思議ではないですからね。去勢したとしても糞害とかもありますし、全く迷惑がかからないとは言えませんから。


 ずっと昔から猫を大事にしてきた伝統ある猫島なら大丈夫なのでしょうけど、離島で住民が減ったせいで猫が急に増え続けたって理由の猫島は、この馬島と同じ問題を大なり小なり抱えているのではないでしょうか?

 猫を観光の目玉にしようと言う気持ちも分かるのですけど、そのために住民がどれだけ負担に耐えられるかですよね。過疎の離島の住民は高齢者ばかりですし。


 この記事に対するコメントでは『自分も含め猫好きの人は多いけど、必ずしも皆がそうじゃないし、自分達が多数派だからと強気になって、苦手な人の気持ちを蔑ろにしてる面もあるんかな。別にこの爺さん擁護しないけど』とか『猫好きやけど……しょっちゅう花壇にウンコされたら嫌なるで……。仕方ないから花壇潰して人工芝敷いたわ』とか『年寄りには猫嫌いが多い。猫に限らず動物全般をハエやムカデと同列に見て片っ端から殺そうとする人もけっこういる。毒や病気を持ち込む汚物と言う認識で、本人は環境美化のつもりなんだな』などの意見が多くの支持を得ていました。猫好きの人と猫嫌いの人とで意見が正反対、仕方ないですけどね。


 数が多いと自然淘汰されるのが自然の掟、そこに人間が介入すると言うのが驕りなのかも知れません。適正な数がいればいいのです。去勢をしていたなら10年も経てばそう言う数になっていたのかも。それまで待てなかったのでしょうけど……。残念。

 後、カラスも個人が駆除しちゃ駄目ですからねっ。

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