一度は英雄だったが、今度は犯罪者か……

 今日(※執筆時)も地元はどんどこどーんと晴れております。室温は執筆時で25.5℃。うん、良い感じでごわす。どんどこどーん。

 そう言えば、今日の関東の辺りは寒いんでしたっけ? 東日本全体なのかな? どうか皆さん体調を崩されませんように。地元は良い感じの気候でした。


 そうそう、今日は買い出しの日だったのですけど、地元のディオに行ったらソルティが入荷されておりましたのです! やったぜ! 私がよく行くお店でソルティを扱っているのはこのお店くらいだったのですけど、先日品切れしていたんですよ。なので、この入荷は有り難かった。サンキューディッオ! これで一週間生きていけそうです。ひゃっほう!


 ではまずコビッド関連の話題から。都内で新たに確認された感染者が11人と、16日連続で1日あたりの感染者数が50人以下になった事が分かったり、ウイルスを風刺したオリンピックエンブレムのデザインを月刊誌に掲載した事で抗議を受けていた外国特派員協会のカルドン会長がこのデザインを削除すると発表したり、『緊急事態宣言』中の8都道府県の中で、大阪、京都、兵庫の近畿3府県の解除が発表されたり、愛知県警に寄せられるウィルス関係の110番通報が4月から急増している事が分かったり、ウィルスに感染していた金沢市議が自宅療養中にパチンコ店を訪れていた事が分かったり、山形市が10万円の給付金の申請書内の辞退の項目を削除した事が分かったりと、徐々に非常事態宣言が解除されていっておりますね。この調子で感染者を抑え込みながら非常事態でなくなっていきますように。でも油断は禁物!


 さて、昨日は、東京高検の黒川弘務検事長が緊急事態宣言中に新聞記者らとマージャンをしていた事を認め訓告処分となり、辞職する事が分かったり、秋田の大館市で検討されていた『ネット・ゲーム規制条例』が、一時策定作業を凍結する方針を固めた事が分かったり、熊本市東区の九州縦貫自動車道下り線で走行中のトラック4台にコンクリート片が相次いで落下してその内の3台の屋根が損傷、警察が投石事件として捜査を開始したりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、ウィルス騒動のせいで記憶に薄くなっているあの大事件の続報の話題です。拉致された被害者を救出した英雄が何故今回は犯罪行為に手を染めてしまったのか……。


 5月20日(※執筆時)、米捜査当局は日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の国外逃亡を手助けした疑いで、米国籍で米軍の特殊部隊『グリーンベレー』に所属していたマイケル・テイラー容疑者と、息子のピーター容疑者を逮捕しました。

 東京地検特捜部が犯人隠避などの容疑で逮捕状を取り、犯罪人引き渡し条約に基づき身柄の拘束を求めていたのだそうです。


 ゴーン前会長は昨年12月29日に関西空港から出国審査を受けずにプライベートジェットで出国し、レバノンに逃亡。米捜査当局が裁判所に提出した記録によると、昨年7~12月に7回にわたり前会長と面会していたピーター容疑者は、前日に前会長が着替えるために都内のホテルを確保。マイケル容疑者ともう1人の容疑者が新幹線で品川駅から新大阪駅へ移動するまで護衛し、箱の中に前会長を隠して空港の保安検査場を通過させたのだとか。


 米国の裁判記録などによると、マイケル容疑者はレバノンに幅広い人脈があり、アフガニスタンで武装グループに拉致された米紙記者の救出を依頼された事でも知られているそうです。

 地検は3人目の容疑者として、ジョージ・ザイエク容疑者についても逮捕状を取っているのだとか。


 今日はこの事件の関係者である黒川検事長が賭け麻雀トラップで失脚した流れでこの話題を取り上げる事にしました。同じ日に関連したニュースが流れるって因縁めいてますよね。ゴーン氏の逃亡は大きな話題となりましたけど、その後にあのウィルス騒動でしょう。逃亡に関わった人達がどうなってるのかなんて多くの人はもう関心の外になっていたのではないでしょうか? ちゃんと動いてはいたのですねえ。


 で、関わった人の経歴を読むと、こう言う捕まっている人を脱出させるプロみたいな人じゃないですか。罪のない人の救出で英雄になっていたのに、どうして今回は罪人の手助けをしてしまったのか……救助する人選を誤ったおかげで自分達も罪人になってしまうだなんて本当に残念な話です。逮捕は覚悟の上で実行したのでしょうし、その決断の裏にもきっと色々あったのだとは思いますけどね。


 この記事に対するコメントでは『ゴーン逮捕の情報をバカヒ新聞にだけリークしたのは、名古屋高検検事長の林眞琴(笑)黒川のライバル』とか『さて、本当の黒幕が誰か分かると面白いんだがなぁ』とか『結局、ゴーンにとって裁判が終わるまで自由はないけど、日本が一番安全だったと言うオチになれば笑えるんだが……』などの意見が多くの支持を得ていました。この逮捕で事件の真相が何か少しでも分かるといいですよね。


 ゴーン氏が逃亡したレバノンもまたあまり治安のいい国じゃないですから、結局今も色々と大変だったりするのかも知れません。この事件も最終的にどう落ち着くのでしょうね。

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