　今日(※執筆時)の地元は花曇りです。夜半には雨になる模様。まぁこの時期特有のアレですな。この時期特有と言うと、今むっちゃ眠いです、おかしい。睡眠時間はたっぷり取ったはずなのに……。

　今日、新しい物語の構想が降りてきました。人間が好きだけど仕事で仕方なく人を不幸にしている悪魔と人間嫌いだけど仕方なく人を守っている天使が出てくる話。仕事だからいやいや本心と違う事をしているんですよ。こう言う話、ヤクザと警察とかで既にありそうよね。よね……よね……。

　ではまずコビッド関連の話題から。東京で新たに１８１人の感染者が確認されて都内の感染者の累計が２９７５人になった事が分かったり、山形では県境の高速道路で試験的に来県する人に対する検温を始めたり、東京の北区の学童保育職員の感染について学童保育に通う児童の保護者らにもその事を伝えずに児童受け入れを継続していた事が分かったり、この騒動で京都の観光地も閑古鳥が鳴いていたりと、色々と対策が練られたり、対応に問題があったりと、各地の混乱が続いているようです。

　さて、昨日は、四国のお遍路さんが参拝の証しの朱印や墨書を提供する納経所を閉鎖するよう各寺に文書で求めたり、秋田の警察学校の卒業考査でカンニングをした２０代の男性巡査が本部長訓戒になったりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、おまわりさんの説得を振り切って詐欺師にお金を手渡してしまったおばあちゃんの話題です。お年を召すと本当に頑固になっちゃうんですね……残念。

　４月１７日(※執筆時)、群馬県警前橋署は前橋市の無職女性（７３）が現金５００万円の特殊詐欺被害に遭ったと発表しました。女性が金融機関で５００万円を引き出す際に署員３人が駆けつけて説得したのですが、防げなかったのだそうです。

　署によると、１５日午前１１時４５分頃から複数回、女性宅にめいの夫を名乗る男から「会社の契約書類を誤投函（とうかん）した」「１５００万円が必要」と言う電話があり、「家族の不幸と言えばお金を下ろせる」と言われたのだとか。

　市内の金融機関でお金を下ろそうとした女性に対して、金融機関から通報を受けて駆けつけた署員３人が詐欺への注意を促すなどしたのですが、出金を止められなかったのだそうです。

　署員が女性を自宅まで送った後に女性宅に男から再び電話があり、上毛電鉄中央前橋駅、片貝駅と指定場所を変えながら最終的に、女性は指定された前橋市西片貝町の路上で同僚を名乗る男に現金を手渡してしまったのだとか。

　これは警察の失態ですね。１人でもしばらくおばあちゃんを張っていれば、これは防げた可能性が高い気がします。もしかして、張って尾行していたのに見失ってしまった？　詳しい経路が発表されているってそう言う事？　尾行して巻かれたのだとしたら、おばあちゃんの尾行すら出来ないおまわりさんはおまわりさん失格ですよ……。

　とは言え、警察官３人に説得されて話を聞かないおばあちゃんも頑固ですよねぇ。その場で確認するとか裏取りする方法はあったはずなのに。信じ込んじゃう力すごい。

　これって、おまわりさんの話術が詐欺師の話術を下回ってしまったと言う事なのかな？　今後はしっかり説得出来るトークスキルを磨いて欲しいですね。

　この記事に対するコメントでは『いいから姪に電話しろと』とか『普通警官に説得されたら詐欺やと気付かないか？　頑固な年寄りって多いよねぇ』とか『詐欺グループは【コイツは人の話を聞かない上に騙されやすい】と言う性格まで知り尽くしているのかね？』などの意見が多くの支持を得ていました。これ、他人事だとおかしいって気付くけど、実際に電話がかかってきたら強く信じ込んでしまう心理みたいなのがあるのかもですね。詐欺師はうまくそれを利用して……困った話です。

　折角苦労して貯めた５００万円……おばあちゃんはきっと今頃すごく後悔している事と思います。本当に許せませんよね。警察の皆さんにはどうにかしてこの詐欺グループを確保してもらいたいと思いいます。頼みましたよっ。