　今日(※執筆時)も地元はぽやぽやと晴れております。室温は執筆時で１９.５℃。今日もわりとご機嫌な感じです。昨日ちゃんとチェックしたのですけど、地元の桜はまだ咲いておりませぬでした。今週末辺りに動きがあるかなと言う雰囲気。関東は観測史上最速の開花でしたが、四国は平年並みくらいのようです。善き哉善き哉。

　今年は宴会のない花見が主流だとは思いますけど、地元はいつも通りの花見をする人も多そうな気がしてちょいと不安です。みんな、ここで油断しちゃらめぇぇぇ！

　ではまずコビッド関連の話題から。香港紙によると、中国本土の感染者のカウントには無症状の感染者４万３千人超が計上されていないと報じられたり、タイのムエタイの闘技場でウイルスの集団感染が起きて新たな感染の火種となっていたり、首相が東京オリンピックについて延期の考えはあるが中止の選択肢はないと明言したり、オリンピックの大会組織委員会がランナーによる聖火リレーを見送り、車でランタンを運ぶ方針を固めた事が分かったり、東京が都内で休校している学校に対して新学期の授業再開を目指して準備すると発表しつつ、大型イベントの自粛要請は４月１２日まで延長する事も明らかにしたり、そんな都内ではアミューズメント施設を展開していたエターナルアミューズメントがウィルスの影響による業績の悪化で３月１８日付で廃業した事が分かったりと、じわりじわりと真綿で首を絞められています。

　さて、昨日は、大阪で強盗犯の運転する車がパトカーに追跡されて大型トラックとぶつかり、車に乗っていた２人が怪我、１人が亡くなってしまったり、東京でタイ国籍の母親が自分の子供２人を殺したと届け出たり、長野の浦野川の川底にある約１２９０万～１２５０万年前の地層からアカボウクジラ科に属するとみられるクジラの全身骨格が見つかったりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのはあまりにも呆れた理由で窮地に陥った出版社の話題です。前から悪い意味でも話題だったところなのですけど、こう言う形で終りを迎えるとは……。

　３月１９日(※執筆時)、報道写真誌「ＤＡＹＳ　ＪＡＰＡＮ」を発行していたデイズジャパン社が、東京地裁に破産を申し立てました。長くこの雑誌の編集長を務めていたフォトジャーナリスト・広河隆一氏が、アルバイト女性らに性暴力を重ねたと第三者委員会の調査で認定され、女性側からの損害賠償請求に対応しきれなくなったと言うのが原因です。

　同社はホームページで「ハラスメント被害に遭われた複数の方から、当社の残余財産を上回る金額の損害賠償請求がありました」「限られた財産を被害者に公平に分配するには、裁判所による破産手続きに委ねる事が最良であると判断しました」などと説明しています。

　広河氏を巡っては、２０１８年１２月に週刊文春の報道で性暴力の疑惑が浮上。同社が作った有識者による検証委員会は０４～１７年、広河氏が社員やボランティア、アルバイトの女性らに性交の強要や裸の写真撮影などを行ったと認定しています。

　この人は立ち位置的に左の方で、原発デマなどを発信する側の人としても界隈で有名な方でした。まぁ出版社にはそう言う人も多いのですけどね。反権力と言う名前のアレな思想の方々が書いているので、そう言う思想を持つ人がこの雑誌を買い支えていたのでしょう。

　ただ、その思想によってこの雑誌が終わったのではないところが興味深いところです。もし本人が真面目で自制出来る人だったならこんな事にはなっていなかった。表向きは立派な事を言いながらも、裏では自分の性欲に忠実な人だったと。

　一体どれだけの女性を強引に従わせたのかと……呆れ果てるばかりです。

　この記事に対するコメントでは『破産しようがどうあろうが、性暴力が許される訳ではありません』とか『本当にこう言う事例は多い。実際は８割の人が破産と言い、損害賠償から逃れている現実がある。日本の法律は被害者を守らず加害者を守る法律。糞だよ』とか『はて？　賠償は免責されないと思うが？』などの意見が多くの支持を得ていました。これで逃げ得にならないで欲しいものですね。

　自分の立場を利用してのセクハラ、セクハラと言う域を超えてますが――。こう言うのは本当に許せませんよね。どうにかしっかりと自分のした事の責任はとって欲しいところです。