　今日(※執筆時)の地元はぽよぽよと晴れております。室温は執筆時で１８℃。いい感じのお天気なのでお布団を干しましたぞ。今宵は安眠間違いなし。

　KAC2020が終わってプチ脱力感に襲われとります。もうね、あれからエッセイしか書いてませんわ……。去年もそれで連載作品がストップしちゃったんですよ。怖いですね。早くこのKACロスから脱却しなければ……。

　と言う訳で、ではまずコビッド関連の話題から。政府が国の保有するマスクの内の２５０万枚を民間に放出する事を決めたり、この感染拡大の影響による企業破綻が１１日までに全国で８件発生している事が分かったり、この流行の影響を受けて高野連が第９２回選抜高等学校野球大会の中止を発表したり、ネットオークションでマスクが出品出来なくなるのをにらんで出品者が別の商品をマスクの代わりに出品して、その実送るのはマスクと言う悪質な替え玉出品が相次いでいたり、このウィルスには正露丸が効くと言う話が流れて大鵬薬品がすぐさま否定の声明文を発表したりと、伝統の大会の中止や企業倒産にデマと混乱が続いております。

　さて、昨日は、片渕須直監督のインタビュー記事で監督が記事の内容に不満を訴えていたり、大阪で代金を支払う意思がないのにプロ野球の観戦チケット１８７３枚を予約していた男が逮捕されたり、茨城でアパートの敷地内に乳児の遺体を埋めた乳児の母が自首して逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、孫正義氏が思いつきで迷惑な事をしようとしたと言う話題です。これはイタリアや韓国の失敗に学んでいませんねぇ……残念。

　３月１１日(※執筆時)ソフトバンクグループの孫正義会長兼社長はツイッターで「新型コロナウイルスの簡易検査の機会を無償で提供したい」と発言しました。１００万人を対象とし、検査キットの配布などを検討するとつぶやいていましたが、約２時間後に「評判が悪いからやめようかな」と撤回を示唆しています。

　孫氏は１０日の夜に「新型コロナウイルスの状況を心配している」と約３年ぶりにツイート。１１日には厚生労働省を訪れたといい、「医療崩壊を起こさないよう（国と）連携しながらやっていきたい」とつぶやきます。

　この孫氏の発言を受けて、ツイッター上では「医療機関が混乱する」などと否定的なコメントが相次いでいました。

　この孫氏の発言は撤回されて何よりですけど、何故彼がそう言う発言をするに至ったのでしょう。その謎を検証するネット記事みたいなのを読むところによると、何やらソフトバンクが医療関係の分野に進出する話があるみたいで、そこと連携させようとしていたのではないかと言う事のようでした。うーん、十分に有り得る話ですぜ。

　既にソフトバンクと関係のある製薬会社とかもあるみたいですしね。医療分野で儲けようとした戦略の上での発言だったのは間違いないでしょうな。

　大体、無償で検査キットを配るって裏があるに決まってるじゃないですか。商売人ですよ彼は。かつてのＡＤＳＬやらメガソーラーの時と一緒です。今回は国民の意識が高くて、正しい知識でその野望を阻止出来て何より。って言うか、失敗例が既にありますものね。イタリアや韓国がああ言う惨状になる前だったなら孫氏の計画はうまく進んだのかも知れません。

　いつも行動が早い事で話題だった彼も、ついに衰えてきましたかな。今回はそれで助かったとも言えますけど（汗）。

　この記事についたコメントでは、『重症者が増えれば必須である人工呼吸器がたりません。お金があるのなら人工呼吸器を寄付して下さい。イタリアではもう人工呼吸器が足りません』とか『思いつきでクチ出すから。そんなことより病院でも建てなよ』とか『検査する金あるなら、マスク配れよ（笑）』などの意見が多くの支持を得ていました。孫氏ならこれらの反応が予想出来なかったとは思えないのですけどね……。

　この時期にお金持ちが点数を稼ぐなら、一番はマスク関係でしょう。マスクを１００億円分買ってみんなに配りますとかすれば、今頃英雄だったでしょうに。

　日本には『損して得取れ』と言う言葉がありましてな……。次は、多くの人が喜ぶような事をやって欲しいものです。