2020年の話題

2020年1月

大晦日に除夜の鐘がゴーン!

 皆様あけましておめでとうございます。旧年中はこのエッセイをお読みくださり有難うございます。本年もどうかよろしくお願いします。


 と言う、リアルタイムに読まないと意味のないご挨拶をかましてしまいましたが、毎日更新エッセイだからいいですよね。よね?

 新年の私は初日の出を見るために早寝して朝の5時に目が覚めました。早いっつーの(汗)。早起きしすぎたので出かける前にちょっとネットお年始を。いごいごやっている内にいい時間になったので家を出ました。


 今年の元日は天気にも恵まれて、いい初日の出を拝めましたよ。こいつは春から縁起がいいねぇ。と言う訳で、しっかり初日を拝んだ後は帰り際に氏神様に参拝して家に戻ってまいりました。そうして今キーボードをポチポチと打っている次第でございます。執筆時の室温は8℃。身が引き締まる温度ですね。静かな世界の中で鳥達のさえずりが耳に心地よいです。うーん、元旦だなぁ。

 本当は参拝した後に映画を観る予定もあったのですけど、月曜に観たい映画を全部観ちゃったので、今日はずっと自宅待機です。やっぱりお家が一番ネw


 さて、昨日は、香川の金毘羅さんの石段を籠で登ってくれる石段かごが従業員が全員高齢のため今年の1月に営業を終了すると言う発表があったり、東京で1年以上前に死んだ母親とずっと同居していた息子が死体遺棄容疑で逮捕されたり、愛媛の山中の休憩所で全焼した乗用車と全身火傷で亡くなった人の遺体が発見されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、あの世間を騒がせた人物がこっそり海外逃亡していたと言う話題です。大晦日にゴーンと大きな鐘が打ち鳴らされちゃいましたねぇ……。


 12月31日(※執筆時)、仏紙レゼコーは日産自動車の資金を私的に流用したとする会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された日産の前会長、カルロス・ゴーン被告が日本を出国して国籍を持つレバノンに入国したと報じました。

 ゴーン氏は2019年4月に保釈された際、海外への渡航を禁止されており、どのような経緯で出国したかは不明なのだそうです。


 同紙は、ゴーン被告はトルコを経由してプライベートジェットでレバノンの首都ベイルートに到着したとみられると報じました。また米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは12月30日、関係者の話として、ゴーン被告が現地で数日以内に記者会見を開く予定があると伝えています。


 大晦日は一時期この話題で持ちきりになっちゃいましたね。それにしても渡航禁止になっているのにどうして逃しちゃったかなぁ。これは日本の管理体制の敗北と言っていいでしょうね。フィクションなら厳しい警備をくぐり抜けてかっこいいぜって感じにもなりますけど、実際にそれをやられちゃあねぇ。日本のお粗末なレベルが国際的に知られた格好となってしまいました。残念。


 ゴーン氏は日本は不自由で精神的にきつかった、やっと自由になれたと言う趣旨の発言をしているのだとか。まぁ犯罪者なのですからその扱いは当然なのですけどね。ある意味、亡命したみたいな感じでしょうか。もう二度と日本に来る事はなさそうですね。何だかなぁ……。


 東京入国管理局の元職員はゴーン氏の出国について「入国と比較すると出国審査は緩い面があるかも知れない」としつつも、「パスポートの提示を求め、写真を見て本人確認をする。職員がゴーン被告に気付かない事は考えにくく、どのように出国したのか分からない」と困惑した様子でコメントしていました。


 では、どうやって気付かれずに出国したのでしょうか? 一説によると、楽器ケースの中に潜り込んで難を逃れたとも言われています。

 その話が真実かどうかは分かりませんけど、あそこまで顔の知られた有名人ですからね、正規の手続きで見逃される事はないでしょう。しっかり裏工作したか、荷物の中に隠れたか、スパイ映画さながらの方法を使ったんだろうなと言う気はします。


 年末にとんでもないニュースを提供してくれたゴーン氏、レバノンではどう言う暮らしをするのでしょうね。多分一生遊んで暮らせる資金はあるのでしょうし、今後はのんびり過ごすのかも知れませんな……。うーん。なんだかモヤモヤしちゃいますねぇ。


 と言う訳で、今年もこう言うエッセイをポチポチと書き連ねていきたいと思います。2020年が皆様にとって実りの多い良い1年となりますように。

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