実態に沿わなくなったので名前を変えまーす!

 えーそんな訳ででして、ついに今年最後のスキマニュース日記であります。令和元年最後の日の地元は曇り! 強い風が時折吹いておりますよ。やーっと冬になったって感じですね。うんうん、この季節はこうでないと! 

 予報では北の方はすごく荒れると言っていましたけど、どうか大きな被害が発生していませんように。


 執筆時の室温は14℃。平年並みと言ったところでしょうか。昨日お蕎麦を買ったので今日は外に出る予定はありません! 地元の安いお店がお蕎麦を安く販売しているので本当に助かっております。なんとひと袋が10円ですよ。毎年10円です。今年も値上げなし。うう……有り難や有り難や……。


 さて、昨日は、アメリカのニューヨークで反ユダヤ主義的思想に基づくとみられる事件が相次いで発生していて問題になっていたり、東京五輪の会場に使われる東京辰巳国際水泳場で飛散性の最も高い「レベル1」のアスベストが使われていた事が分かったり、埼玉で12月8日に若い母子が殺害された事件で母親の兄が容疑者として逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、とある県警の仕事しましたよアピールです。もっと他に優先するべき事があるんじゃないかと私は思うのですけどね……。


 熊本県警は「振り込め詐欺」の名称を来年1月から「電話で『お金』詐欺」に変更するそうです。新名称には、「電話」で「お金」の話が出てきた時には、詐欺に注意して欲しいとの意味が込められているのだとか。

 名称変更の背景には、詐欺の手口が多様化し、「振り込め詐欺」の名称が実態と一致していないケースが増えたためとの事。家族などを名乗る犯人が電話で被害者をだまして、銀行窓口やコンビニのATMで特定の口座にお金を振り込ませる手口は年々減少しているのだそうです。


 代わりに増加しているのが、警察官や銀行協会の職員を名乗る犯人が「あなたの口座が悪用されているためキャッシュカードを預かる」などと嘘の電話をして被害者宅を訪れ、キャッシュカードを別のカードにすり替えて盗んだり、近くの駅で現金を直接受け取ったりする手口。

 他にも、電子マネーを被害者に購入させる手口も増加傾向にあるのだとか。


 熊本県警は今年1~11月に県内で振り込め詐欺などの特殊詐欺を67件認知。被害額は約1億2770万円に上がりました。その中で被害者に振り込ませる手口は10件のみ。直接カードや現金を取りに行く手口が39件だったそうです。被害者の7割は65歳以上の高齢者でした。


 電話でお金詐欺……ネットコメントでは、もう電話詐欺でいいじゃんってコメントもありました。私も同意します。コロコロ名前を変えたってあまり意味ないですよね。大体、こう言うのが県警単位ってどうなんでしょう。その県だけで通じる名称はアカンと思うんです。こう言うのは足並み揃えて全国的にやらないと。


 オレオレ詐欺の次にお母さん助けて詐欺となり、振り込め詐欺でしょう。手口が変わったら名前も変えなきゃって、御老体は新しい言葉を覚えるのが苦手なんじゃよ。名前を変えて騙される件数が減ったらそれはとても素晴らしい事ですけど、それで済んだら警察いらんって話で(汗)。

 名前のせいで件数が減らないと本気で考えていたとしたら、頭を抱える案件です。


 そう言う詐欺がある事は御老体方も十分認識しているんですよ。ただ、自分は騙されないぞって思っている。警察が本来するべき事は、詐欺の手口とそれに対する対策の周知徹底です。どうかそちらにも力を入れて欲しいですね。


 と言った感じで、これで今年のスキマニュース日記はおしまいです。フォロワーの皆さん、一年間お読みくださり有難うございました。来年も休まず続ける予定ですので、どうかこれからもご贔屓に。では、良いお年を!

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