スキマニュース日記

いじめに負けずに強く生きてくださいね！

　今日(※執筆時)は月曜日です。そう、映画の安い日ですね！（ドヤ顔）なので、映画を観るのですが、早起き出来たので先にこの記事を書いておきます。あ、今日も地元はいいお天気ですよっ！　室温は執筆時で１１℃です。ｻﾑｩｲ!

　ちなみに観る映画は『ぼくらの７日間戦争』でっす。大作映画を敢えて外すチョイス！　来週は冬映画の本命がどどっと公開されるので、何から観るか悩みどころですナ。

　さて、昨日は、既存の抗菌薬がほぼ効かない海外発の強力な薬剤耐性を持つ大腸菌などの腸内細菌が国内で増えつつある事が分かったり、東京で区議と交際していた女性が区議が既婚者だと知って現金を脅し取ろうとして現行犯逮捕されたり、同じく東京で男性警部補がコンビニのトイレに拳銃を忘れてしまったりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのはベテランの小学校教師の失態の話題です。こんな対応をしていてよく今まで何の問題も発覚していなかったなと。呆れるばかりですよ。

　昨年の７月(※執筆時)栃木県内の市立小学校で６年生の男子児童がいじめの被害を文章で訴えたのに、担任の男性教諭（４２）が対策をとらず、名前入りの文章をそのまま教室に張り出していた事が分かりました。今年３月に市教委は対応が不適切だったと認め、教諭と当時の校長に口頭で厳重注意したのだとか。

　児童の家族や学校によると、担任の教諭はクラス全員にいじめに関する新聞記事を読ませて感想を書かせたのだそうです。

　そこで、上級生や同級生から日常的にいじめを受けていた児童は家族と相談の上、「３年からいじめが続きました」「全身にどろをかけられ、プロレスといってぼうこうもされました」「今も続いているため対応してほしい」などと書いて提出したのだとか。

　しかし、担任は相談に乗る事なく、赤ペンで「その痛み、つらさを知っているからこそ、人に優しくなれる」「負の連鎖をどこかで断ちきろう」などと感想を書き込み、他の児童の文章と一緒に教室に張り出したのだそうです。

　この訴えが書かれた文章は１週間ほど張り出され、ショックを受けた児童は家族にもすぐには打ち明けられなかったのだとか。

　いじめはその後も続き、３学期に入って児童が休みがちになったため、今年の２月に家族は学校を訪問。校長はこの時に初めていじめ被害や文章が張り出されていた事を知ったのだそうです。担任は市教委に対し「（児童の気持ちに）思いが至らなかった」と話したのだとか。

　自体を把握した市教委は、今年度になって教諭をクラス担任から外しました。

　うーん、子供の心に寄り添えない人物が先生、しかも小学生の担任をしていただなんてちょっと信じられない話です。しかももう４２歳ですよ。厄年じゃないですか。その年齢まで経験を積んで、その成果がこれとは情けないやら呆れるやら……。

　もしこれがいじめを克服した後なら、先生の感想もそこまでずれたものではなかったのかも知れません。よく負の連鎖を断ち切れましたね、とか。克服したからこそ人に優しくなれるねとか。

　ただね、悲しい事にいじめを受けている現在進行系の訴えなのよね、これ。先生がすべきはいじめに対する対処だったのよね……。先生の対応は有り得ない訳なのよね。

　いじめの告白はつまり告発文な訳で、秘密にすべきだった。真剣に児童の話を聞くべきだった。そんな事、深く考えなくても分かるでしょう。必死の訴えを堂々といじめの首謀者にも分かる形で張り出すだなんて、いじめられた本人にとっては地獄でしかありませんよ。

　ここまでの事をやらかして、ペナルティと言えば口頭注意と担任外しのみって……。さすが学校、身内の失態にアマァイ！　これでは問題教師の失態が延々と続く訳ですヨ。

　体罰で問題になった先生が、別の学校でも同じように体罰をしてしまうような事もよくある話です。つまり、自力での反省には限界があるんです。人は喉元をすぎれば熱さを忘れてしまいますからね。

　問題教師を再教育する機関みたいなのが出来ませんかねぇ。それで、子供の心が分からない教師はみんなそこに送って勉強し直すんですよ。

　そう言う仕組みが出来れば、少しは学校も今より学びやすい空間になるのかも。などと夢想してしまいました。