表現の不自由とは鑑賞の不自由の事でした

 今日(※執筆時)も地元はいいお天気で、窓から差し込む陽射しがまぶしいです。もうすぐ台風が来るだなんてとても信じられません。

 室温は執筆時で26℃。一気に秋が深まりましたねえ。私も昨日焦って厚めのオフトゥンと長袖の衣服を引っ張り出しました。これでしばらくは安泰だぜぃ。


 テレビ、来たのですけどね。斜めから見ると驚きの白さでした。しかもなぜかネットに繋がらないし。いや別にネットで動画を楽しもうとかそう言うつもりはないんですけど、繋がるなら繋げたいじゃないですか。DNSに問題があるとの事なのですが、自力ではこの問題を解決出来ませんでした。うう、なんでや……。


 話を戻して台風なのですけど、既に大災害前提な雰囲気がちょっと怖いですね。気象庁とか異例の会見まで開いていますし。こりゃよっぽどヤバいのでしょう。きっと東京湾に方舟があったら都内各地の……(略)。

 前回の被害の爪痕もまだ残っている千葉とか、大きな追加の被害が発生しない事を祈るばかりです。千葉以外もどこも大きな被害が発生しませんように。


 JRも事前の運休の検討をしているそうですし、バスや飛行機もそれに習って欲しいですね。後はブラックな企業の無理矢理出勤、って言うかこの場合は事前に会社に泊まり込みなのかなぁ。千葉みたいに停電になったら……。

 まぁメインは3連休の期間と言う事で、通常の仕事より観光産業がピンチですよね。連休需要は見込めなさそうです、残念。それと懸念なのは農業関係。どうか、多くの農作物がこの台風の影響をあまり受けずに済みますように……。


 さて、昨日は、滋賀でマダニの被害に遭った男性が亡くなってしまったり、群馬の民家と元民宿で飼われていた猫達の少なくとも20匹が世話をされずにそのまま亡くなっているのが発見されたり、今年のノーベル化学賞でリチウムイオン電池の開発に関わった吉野彰氏の受賞が決まったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは例の不自由展の続報です。なんやかんやあって全面再開されたみたいですね、ええ。


 10月9日(※執筆時)、全面再開した国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」をツアー形式で鑑賞出来る定員を1日6回各35人に拡大しました。再開初日の8日は午後2回のツアーに抽選で当選した計60人のみの鑑賞でしたが、2日目は3.5倍の計210人になるそうです。


 芸術祭実行委員会(会長・大村秀章愛知県知事)の事務局によると、再開に当たり1日5~6回のツアー形式での鑑賞を計画していたのだとか。ただ、8日は来場希望者への告知が直前で、リストバンド型抽選券の運用や持ち物検査など対策の確認のため定員を絞っていたとの事。

 8日夜、鑑賞者数を増やしても対応可能と判断したのだそうです。


 9日は午前10時半から1回目のツアー鑑賞がスタートし、抽選に当たった35人が不自由展の会場に入りました。この日から慰安婦を象徴する「平和の少女像」など23作品の写真撮影が許可されたのですが、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)への投稿禁止を約束する同意書に署名して参加する事になったのだとか。


 10日以降のツアー鑑賞の定員や運用方法は9日の様子を確認した上で判断するとの事です。


 まぁ決まった事なので、再開に対する文句は言いません。後は見た人の判断でしょう。市長は反対のパフォーマンスを見せていますけどね。アレ、個人的にはどうなのかなーとも思うんです。日本は法治国家なのですから。

 関係者でなければ表現の自由でやっていいとも思うのですが、市長はガッツリ関係者なのですから別のアプローチをして欲しいのですよ。市長にしか出来ない戦い方ってきっとあると思いますし。


 今回の観覧方法、トラブルを避けるためと言う事ですけど、ビビり過ぎだと思います。こんなに見るのにハードルが高かったら普通の人は見ません。自由に多くの人に見てもらってこその芸術ではないのでしょうか?

 SNSにだってバンバン投稿して広めていいはずなんですよ。その主張をみんなに知ってもらってこそでしょう。


 以前のトラブル時にも問題になった公金を使うのはけしからん問題。今回は押し切られた感じですけど、次回がもしあるとしたなら不自由展みたいな企画はもう通らないんじゃないかな。ああ言う偏った作品展示は自費でやってもらいたいところです。


 それと、今後似た企画をする時は出来ればカウンター作品とかも同時に展示して欲しいところ。その方がバランスが取れますし。

 とは言え、日本は世界中から愛されている的な作品を作ったら、逆にあちら方面から抗議が来たりしそう……(汗)。

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