もう時代は令和になったんですけど……

 昨日まで雨続きの地元でしたが今日(※執筆時)は雨、止んでます。上空に雲は多いのですけどね。折角なので布団を干したらいきなり曇り始めて焦りましたが、何とか雨にならずに済んで胸をなでおろしましたよ。

 執筆時の室温は28.5℃。この時点で30度に届かないところに夏の終りの哀愁を感じますね。


 ここ最近ずうっと続いている九州北部周辺の豪雨災害ですが、現地の皆さんは被害で大変よなと言う事で、あのスーパーボランティアの尾畠春夫さん、動きました。

 考えたら尾畠さんも大分在住なので同じ九州の人なのですよね。そりゃあ、あの人の事ですから当然のように動くでしょう。どうか彼を含む多くの善意の力で、復旧がスムーズに進みますように。


 さて、昨日は、新潟で自由研究で散策中の小学生が昆虫の死骸に生える珍しいカビ『スポロディニエラ・ウンベラータ』を発見して話題になっていたり、兵庫で労働組合の分社を社内に作った途端に統括部長からメンテナンス事業部への異動を命じられ毎日草を刈るだけの仕事をさせられた男性が会社に対して約360万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した事が分かったり、神奈川で同居する交際相手の男性に対して、怒りが爆発して何度も包丁で刺して刺殺した女が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは昭和のサスペンスドラマを思い起こしてしまうような事件の話題です。事件の発生自体は平成の時代に行われたものではありますけど、すごく時代を感じさせますよね……。


 今年の1月(※執筆時)に千葉県富津市の岸壁で千葉市若葉区の内装工、宍倉拓也さん=当時(23)=を海に転落させて殺害したとして、養父の宍倉靖雄容疑者(48)ら3人が逮捕された事件で、拓也さんには複数の保険が掛けられていた事が分かりました。

 県警富津署捜査本部は、靖雄容疑者らが保険金目当てに殺害したとみて、契約の経緯などを調べているのだとか。


 靖雄容疑者らは1月27日、富津市の岸壁から拓也さんを転落させ、殺害した疑いが持たれています。


 捜査関係者によると、靖雄容疑者は昨年8月上旬、拓也さんと養子縁組をしていたそうです。拓也さんには事件前、複数の生命保険などが掛けられ、保険金は総額5000万円に上っていたのだとか。この受取人は靖雄容疑者になっていたそうです。


 拓也さんは事件当日、釣りをするため靖雄容疑者らと現場を訪れていました。共に逮捕された彫師の佐中佑輔容疑者(31)が「釣りをしている間にいなくなった」と110番しましたが、同本部は保険金を得るため水難事故を装ったものとみています。 


 保険金目当ての殺害……昔はよく目にしていたし、サスペンスドラマの定番の手法でしたよね。使い古されて、手垢がベタベタ突きまくった定番中の定番パターン。

 だから、今行われると逆に新鮮に感じてしまいます。大きく報道されていないだけで、今でも普通にあちこちで普通に起こっているのかもですが(汗)。


 これだから、不自然に保険をかけられると身の危険を感じないとまずいんですよね。とは言え、そう言う事も滅多にないとは思いますけど。

 今回の事件は養父が目論んだもの――で、いいのかな。どう言う流れで被害者と容疑者はそう言う関係になったのでしょう。偏見かも知れませんけど、養子縁組って考えなくするものじゃないですねぇ。怖い怖い。


 悪意って目に見えないから、どこに潜んでいるか分かりません。常に身の周りに潜む悪意を敏感に感じ取れるようにしたいものですね。甘い顔で、甘い声で近付いてくるものには特に注意しないと……(汗)。

 そう言うのを考える必要のない社会が理想ではあるのですけどね。

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