おじゃうさん、早まってはいけないっ!

 今日(※執筆時)もまぁまぁの風が吹いていて、夏の終わりを感じさせる感じの地元ですが、皆さんの地域はどんな感じでしょうか? 関東の方とかめっちゃ残暑が厳しいのですよね? こっちは執筆時の室温で32℃です。冷房器具なしの温度ですよ! 背後から扇風機は動かしてますが。

 私、夏の服装であれば34℃までならそこまで暑さも感じません。このまま気温も落ち着いていって欲しいなあ。


 さて、昨日は、タレントのふかわりょうさんをストーカーしていた元芸人の容疑者が逮捕されたり、お台場の水質悪化でパラトライアスロンのワールドカップのスイムが中止になったり、愛知で生活保護のお金をもらい続けるために、父親の遺体が見つからないように切断しようとした娘が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは自殺を未然に防いだ男性の話題です。力で強引に防ぐ話題はよく耳にしますが、話術で成し遂げたって言うのは珍しい事例ではないでしょうか?


 8月16日(※執筆時)、福岡県警宗像署は橋から飛び降りようとした女子中学生を助けたとして、人命救助功労で福津市の司法修習生、若狭慶太さん(25)に感謝状を贈りました。


 署によると、7月10日午後7時半頃、福津市内の橋の上で靴や靴下を脱いで欄干を乗り越えようとしていた中学生を帰宅中の若狭さんが見つけ、「大丈夫ですか」と声をかけて、その場で引き留めたのだそうです。


 若狭さんは児童相談所に連絡して、帰宅させようと雑談しながら身分を明かし、悩みを聞いたのだとか。

 中学生は途中で何度か逃げだそうとしたそうなのですが、粘り強く話を聞いて安心させて、その後に駆けつけた署員や学校関係者らと無事に保護したのだとか。


 笠木訓男署長は「親身の適切な対応で尊い命が救われた」と感謝の言葉を述べました。

 若狭さんは弁護士を目指して父親の実家のある福岡市内で研修中。「辛くても信頼出来る周りの大人に相談し、夢が実現するよう人生を生きて欲しい」とコメントしています。


 中学時代って多感な時期ですからねぇ。自殺したくなる時もあるでしょう。いざ実行しようと覚悟を決めた時に、いきなり見ず知らずの人に話しかけられたらそりゃ逃げたくもなりますよね。

 そこを巧みな話術で引き止めたのですから、若狭さんの実力も大したものです。これは弁護士を目指す彼の大きな自信となったのではないでしょうか。


 ただ話しかけただけなら無視すればいい訳で、つまりは若狭さんには話を聞かせる魅力と言うかそう言うものが備わっているのでしょうね。積極的にグイグイ来る人って無視出来なかったりしますし。そう言う意味で言えば、弁護士は向いていそうですね。将来、良い弁護士になれますように。


 女の子が自殺を決意した理由が記事には書かれていなかったのですが、一番大事なのはそこですよね。家庭問題なのか、いじめなのか、突発的に死にたくなったのか、それとも……。

 今自殺を防げてもこの根本が改善しない限り、この子はまた自殺を繰り返すのかも知れません。この救出劇の後、少しでも彼女の周りの状況が改善されている事を願うばかりです。

 折角取りやめた自殺、あの時の判断は正しかったって思って欲しいですものね。

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