メガソーラーはもういらぬよ
えっと、雨ですね。地元、雨が降っております(※執筆時)。地域によっては大雨になっているところもあるようですね。どうか土砂崩れや河川の氾濫などの大雨被害が発生しませんように。
先日、今年は冷夏になるかもと言っていた長期予報ですが、今度は一転して梅雨が開けたら厳暑になると言い出しました。手のひらくるっくるやん。
まぁ想定は最悪を設定しておいた方がいいので、今後は暑くなると言う覚悟だけはしておかないとですね。この夏もしんどくなるなぁ……。
さて、昨日は、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウが、地球温暖化の影響で今世紀末までに絶滅する可能性がある事が発表されたり、奈良の生駒山上遊園地で新設された大型滑り台で遊んでいた子供達約15人が頭を打つなどの軽い怪我をしてしまったり、広島で1歳の息子をアパートの2階から落として殺害しようとした母親が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは、少し前にブームになった大型施設の新規設置を止める動きを始めた自治体についての話題です。私、この話を純粋に応援したいですね。
福島県の大玉村は世界遺産で有名なペルー・マチュピチュ村と友好都市提携を結んでいます。そんな大玉村は先月(※執筆時)の村議会で、「大規模太陽光発電施設の設置を望まない宣言」を可決しました。建設ブームの波が村にも押し寄せ、のどかな農村の景観を失いかねないとの危機感があるためなのだそうです。
宣言はメガソーラーについて、「自然景観に著しく違和感を与える」としたほか、伐採による土砂災害や、事業終了後の廃棄物処理を心配する内容になっています。この宣言に法的な拘束力はありませんが、環境省によると、このような宣言は全国的にも珍しいのだとか。
同村は
大玉村は63自治体・地域が加盟する「日本で最も美しい村」連合にも名を連ねていますが、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まった12年以降、全国各地と同じように、太陽光発電施設の建設が進でいるそうです。
事業面積が1ヘクタールを超える施設が3カ所で稼働し、さらに3カ所で建設・計画中なのだとか。
メガソーラーじゃけんと言う事で、本当に田舎ではこれの建築ラッシュが今も続いていますね。買い取り制度の見直しが始まったのに、もうそろそろ止めてもらいたいと思います。もう儲けは期待出来ないんすよ。
大体、ソーラーパネルなんてね、本当にエコでも何でもないんです。今のブームはパネルメーカーが儲かるだけ。もうほとんどの人は夢から覚めていますよ。
まだ平地にあるならマシなんです。ヤバいのは山の斜面にあるやつ。あれ、災害にめっちゃ弱いですからね。大雨が降ったら簡単に土砂崩れします。強い風が吹いたらどこに飛んでいくやら分かりません。そうしたらパネルもダメになるし廃棄物の処理が大変です。
そうでなくてもあのパネル、寿命もそんなに長くはありません。一度設置すれば100年持つとかならまだしも、調子が良いのは10年がいいところです。もう10年も経ったらただのゴミ。山の斜面に壮大に立ち並ぶごみパネル(汗)。
せめて設置した企業が責任を持って回収してくれたらいいのですけどね。多分そうはならんやろ。調子が悪くなったら計画倒産して知らんぷりですよ。10年後に後悔するところが多く現れる事でしょう。
そうして、あのブームは一体何だったのかと言う事になります。アレはただの環境破壊でしかなかったと。時代の熱に酔ってしまっただけだったのだと。
なのでメガソーラーにNO! これは正しい判断です。この動きがどうか全国に広がっていきますようにと願ってやみません。
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