2019年7月

卵を産みたかっただけなのに……

 今日(※執筆時)の地元は曇りです。雨レーダー的には雨が降っているはずなのですけど……。きっと別の場所では降っているのでしょう。

 地元はそんな感じで被害とは無縁なのですけど、九州とか大雨で大変みたいですね。川が反乱したり土砂崩れがあったり、歴史的な建物が雨の影響で壊れたり……。


 どうかこれらの被害が更に広がっていかない事を願うばかりです。去年の事を思い出しちゃいますよ。これから毎年こうなっちゃうのかなぁ。


 さて、昨日は日本が国際捕鯨委員会から脱退して商業捕鯨を再開させたり、トランプ米大統領が韓国と北朝鮮を隔てる軍事境界線上にある板門店を訪れ、出迎えた金正恩朝鮮労働党委員長と握手をしたり、F1第9戦オーストリアGP決勝でフェルスタッペンが逆転優勝してホンダが13年ぶりの勝利を飾ったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、動物が原因で公共交通機関が影響を受けた話題です。少し前にナメクジが電車を止め、ヘビが停電にしましたが、今回やらかしたのは――。


 6月30日(※執筆時)の午前8時50分頃、三重県鈴鹿市のJR関西線加佐登かさど駅構内で、線路を切り替えるポイントが動かなくなりました。

 JR東海が現場を調べたところ、ポイントにカメが挟まっているのが見つかったのだそうです。この影響で下り線計2本が最大約45分遅れ、約50人に影響したのだとか。


 JR東海によると、名古屋発亀山行きの普通電車が加佐登駅を出発しようとしたところ、ポイントが動かなかくなりました。そこで係員が確認に向かうと、体長約20センチ、幅約10センチのカメがポイントに挟まって死んでいたのだとか。

 担当者は「カメの種類は分からないが、ポイントに挟まるのは珍しくはない」とコメントしています。


 鳥羽水族館の三谷伸也・飼育研究部長によると、挟まったカメはアカミミガメ、クサガメ、イシガメのいずれかの可能性が高いのだとか。

 5~7月はカメの産卵期で、「産卵場所を探して動き回っているうちに、線路に挟まってしまったのかも知れない」と話しています。


 今度はカメー! 何だか最近は小動物達の逆襲が続いていますね。ヘビやナメクジの先例と違ってカメがポイントに挟まるのはよくある事のようですけど。

 それにしても短い間隔でここまで事件が続くのってレアですよ。だって私がニュースに注目するようになって初めてですもん。

 うーん、もしかしてこれは何らかの暗示なのかしら?


 挟まった原因が水族館の人の話の通りなのだとしたら、カメさんも気の毒な話ですよね。少しでも産まれてくる子供達の事を思っただけなのに、それが裏目に出てしまっただなんて。彼女もまた被害者なんですよ!


 これがよくある事なのだとしたら、カメが入らないような何らかの対策を取れるといいですよね。そこに入り込んではいけないって思わせるように出来ればいいのですけど。構造的に難しいのかもですが。

 何かいいアイディアはないものですかねぇ……。

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