本物がやってどうするんだよ……

 今日(※執筆時)の地元はいいお天気です。昨日しっかり雨が降ったので気温もまだそこまで上がっていないですね。執筆時の室温は23.5℃。

 今日は快晴なので、この後どんどん暑くなっていくのだろうなあ。


 ネットの議論とかを読んでいると、どっちの意見も正しく思えたり、どうしてそんな発想になるの? って言うのがあったりして、結構精神を削られますよね。

 最後にいい具合の落とし所に収まればいいのですけど、ネットは基本様々な意見が言いっぱなしで終わります。

 そう言うメディアだと割り切らねばいかんのですけどね……(遠い目)。


 さて、昨日は、岐阜で市の出先機関の60歳代の男性嘱託職員3人が、同じ職場で働いていた1人の女性職員に対してセクハラをしていたとして処分が検討されていたり、JRAが所属する競走馬に供用されている飼料から禁止薬物が検出された事を発表、15,16日に開催するレースにおいて全体の約15%の馬が出走取り消しになってしまったり、東芝が希望退職に応じなかった社員らを集めて、社内外の多忙な工場や物流倉庫での単純作業を命じている事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、本物の警察官が本来やってはいけない事をやっていたと言う話題です。このエッセイでは警察の不祥事を取り上げる率が高いのですが、これは本当にやっちゃダメなやつです。

 これをされたら何を信じればいいのか分からなくなりますよ。


 6月15日(※執筆時)、京都府警は特殊詐欺対策と称して高齢者宅を訪問して約1200万円を詐取した疑いがあるとして、府警山科署地域課に勤務する30代の男性巡査長を任意同行し、事情聴取を始めました。

 容疑が固まり次第、詐欺容疑で逮捕する方針だそうです。


 府警によると、巡査長は昨年11月頃、職務と偽って京都市内の70代の男性宅を訪れ、「お金を預かっておく」と嘘を言い、現金を騙し取った疑いがあります。


 巡査長は当時、伏見署管内の交番に勤務。同じ頃、金融機関から「男性が高額の引き出しをしようとしており、特殊詐欺被害の可能性がある」と府警に連絡がありました。巡査長はこの通報で金融機関に駆けつけ、男性と知り合ったのだとか。

 そこでのやりとりで、男性に高額の資産がある事を知ったとみられています。


 4月になり、巡査長との連絡が途絶えていた男性が巡査長のいた交番に相談した事で問題が発覚しました。巡査長は今春に別の署に異動していたそうです。

 府警は金融機関から特殊詐欺に関する情報提供を受け、交番勤務の署員が情報を共有していました。


 ミイラ取りがミイラになるって、こう言う場合も使っていいのでしょうか? 本物の警察官が嘘をついたら、もう頼れる人が何処にもいなくなってしまいます。これはね、絶対やっちゃダメな事なんですよ。警察の信頼が地に落ちたと言っていいです。


 警察官がお金を取りに現れるから渡してください。これは特殊詐欺での常套手段。本物はこんな事はしません。と言う流れで上手く信頼が成り立っていたのに。

 本物の警察官の言う事だったら流石にどんな疑り深い人でも信用しちゃいますよ。本当にとんでもない話です。


 1人のダメ警官が無法をやらかすと、その他大勢の真面目な警察官にも多大な迷惑がかかってしまいます。だからこそ、警察官は誰1人として道を外れてはいかんのですよね。今回の件は本当に残念でなりません。

 こう言う事件がこの1件で止まる事を願うばかりです。

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