修学旅行は先生も楽しまにゃあ……

 今日(※執筆時)の地元は雨です。室温は執筆時で22.5℃。春雨……って言うか時折強く降っていますね。どうか交通事故が多発しませんように。

 こう言う雨の日は室内で静かに音楽を聴くのが一番ですね。静かで落ち着いた曲を聴くと、雨の日も少し好きになるかも知れません。外仕事の皆さん、お疲れ様です。


 さて、昨日は森永製菓が発注後に引き下げた単価をさかのぼって適用して下請け代金計約950万円を不当に減額していた件が下請法違反と言う事で公正取引委員会から再発防止を勧告されていたり、池袋の暴走事故の件で加害者の息子がクボタ執行委員と言う情報にクボタが親戚関係等はないと説明していたり、千葉で横断歩道を渡っていた登校中の小学3年の女児2人が軽乗用車に撥ねられ、1人が死亡、1人が重傷を負う事故が発生していたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのはまたしても修学旅行中の教師がやらかした不祥事の話題です。以前も似た事例を取り上げましたけど、旅行とは言え、先生方は生徒達を見守る仕事を放棄してはいけませんよね。プライベート旅行じゃあないんですから。


 今年の1月(※執筆時)、福岡県粕屋町の町立中学校の50代の男性校長と男性主幹教諭が修学旅行先の京都市で昼間に飲酒していた事が分かりました。

 この修学旅行には2年生約240人が参加し、1月中旬に2泊3日で京都方面を訪れ、校長以下13人が引率していたそうです。


 2日目の昼、生徒が班ごとに寺社などを巡る研修中、校長と主幹教諭は寺を訪れた後で酒蔵を紹介する店へ入り、利き酒のセットを注文。十数種類の日本酒を飲んだのだそうです。2人は初日と2日目の夕食時も、生徒や他の教員とは別の部屋でビールや日本酒を飲んでいたのだとか。

 他の教員らは緊急時のためにホテルで待機したり、生徒の研修を見守ったりしていました。

 

 町教委は「服務中の飲酒は職務専念義務に違反し、生徒への安全配慮にも問題がある。事実関係を確認して指導を検討したい。事実であれば遺憾で、確認して対処する」とコメントしています。


 つまり、引率教師の中でもトップの2人だけが好き勝手していたと言う事のようですね。以前別の学校の修学旅行中に暴走していたのも偉い立場の人でしたっけ? 全く、情けないったらありゃしません。偉くなったらよりきちんとしなくちゃいけないはずですのに。


 そもそも、修学旅行に校長先生がついていく必要があるのでしょうか? まずそこからが疑問なんですよねぇ。この校長、慰安旅行みたいなノリだったんじゃないのかな。おまけで付いてきた、みたいな。校長だから先生達も何も言えずに好きにさせていたって構図が目に見えるようです。


 この記事についてコメントでも厳しいものが多かったですね。当然ですけど。この暴走、今回が初めてではない気がします。それが当たり前になっているから誰も止めなかったのではないでしょうか? 

 学校の常識は世間の非常識だったりするものですが、今回こうして表沙汰になった以上、来年からはもう少しまともな修学旅行になりますようにと願わずにはいられません。お酒を飲みたかったらプライベートな旅行でお願いしますですよっ!

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