あっ! おじいちゃんが川に!

 今日(※執筆時)も地元はいいお天気です(テンプレ)。室温は執筆時で18℃。いやあそれにしても昨日、いや昨夜は荒れた天気になりましたよ。風が強く吹いていて、おまけにたまに雨も降って。一瞬ですけど、停電にもなったんです。この時、執筆中じゃなくて本当に良かった。

 書いていた文章が消えてしまう悲しみは味わいたくないですもの……(遠い目)。


 さて、昨日は、海外交流プログラムでオーストラリアに行っていた男子高校生2人が研修で向かった先の湖で遺体となって発見された事が分かったり、東南アジアのブルネイで不倫や同性愛が投石死刑などのイスラム法に基づく厳しい刑法が施行される事が決まったり、大阪のあいりん総合センターが施設の老朽化で完全に閉鎖される事が決まったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは天晴な小学生の話題です。見て見ぬふりをしない、大事な事ですね。


 3月28日(※執筆時)、佐賀南署は、水路に転落していたお年寄りを見つけ通報に協力したとして、いずれも佐賀市長瀬町の市立日新小学校5年木村瑠佑土るうと君(11)、福田尚史君(11)、七田爽太君(11)に感謝状を贈りました。


 同署によると、3人が下校中だった今月4日午後3時40分頃、水路に落ちている市内の80代の男性を発見。近くの会社に119番を頼んだのだそうです。

 男性は低体温症で救急搬送され、病院に入院中。男性は一人暮らしで、自宅から現場までは約9キロあったそうです。「道に迷った」と話しているのだとか。


 最初に発見したのは木村君でした。男性は下半身が水につかった状態で、うつぶせになっていたそうです。その後に他の2人に知らせ、「大丈夫ですか」と声をかけたのだとか。

 この時に「助けて」と求められたので、3人で近くの会社に駆け込み、「おじいさんが川に落ちている」と伝えたのだそうです。


 3人は「助けられて良かった。感謝状を貰えて嬉しい」と話しています。


 昔はこう言う光景も当たり前に見られたのかも知れません。人によっては普通の事をしただけじゃないかと思われるかも知れません。

 けれど、人を見たら犯罪者と思えな現代社会において、普通の事をするのにもかなりハードルが上がってしまったのではないかと思うのです。困っている人を助けたいと思う、その気持ちをこれからも大事にして欲しいものですね。


 この子達がおじいさんを気遣えた背景には色々な要因があるのでしょう。両親、家庭環境、友人関係、学校の教育……誰が一番影響を与えたと言うのではなく、総合的に優しい世界が形成されていたんじゃないかな。こう言う環境って大事ですよね。


 願わくば、全ての子供達を取り巻く環境が優しい世界であって欲しいと願わずにはいられません。優しい気持ちを持ち続けられると言うのもまた、今の時代では恵まれた事なのかも知れませんね。

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