何て世知辛い世の中なんや……

 今日(※執筆時)の地元は雨でござんす。室温は執筆時で14.5℃。お天道さまが雲隠れしたんじゃあ当然でやんすねぇ。寒いですが、こう言う天候の方が花粉が少ないって言うじゃありませんか。そう考えると悪くもないかなって気もするんでやんすよ。


 昨日は執筆に労力を使いまくったので反動が来ておりますぞ。やっぱり自分の場合、執筆は一日5000文字くらいまでが適切な感じ(エッセイ除く)かも。まぁ楽しかったからアリよりのアリと言う事で(若者言葉を無理やり使う感)。


 さて、昨日は、天皇陛下即位において恩赦が考えられていると言う発表があったり、香川で義理の8歳の息子を床に投げつけていた父親が逮捕されたり、和牛の受精卵を持ち出して無許可で輸出しようとした男2人が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのはお金のなかった泥棒の話題です。ニュースでは高額被害の話題がよく報道されたりしますけど、地に足のついた現実的な金額の話題の方がより哀愁を誘うのは何故なのでしょうね。


 3月9日(※執筆時)、佐賀県警は民家の駐車中の車内から現金を盗んだとして、住所不定、無職の男(44)を窃盗容疑で緊急逮捕しました。男は容疑を認めているそうです。


 武雄署によると、男の逮捕容疑は8日午後10時45分頃、佐賀県武雄市内の民家敷地に停めてあった車内の小銭入れから約760円を盗んだと言うもの。車は無施錠でした。


 男が車内を物色中に車の所有者が友人と戻ってきて、鉢合わせしたのだそうです。「すいません、すいません」と言いながら男が走り去ったため、友人が追いかけたのだとか。

 その追跡は途中で見失ってしまいますが、しばらくして現場近くで何かを捜している男を発見。通報を受けて駆けつけていた警察官が職務質問したところ、容疑を認めたのだそうです。


 男は車内に約2千円と免許証などが入った財布を置き忘れており、これを現場周辺に落としたと思って捜していたとみられています。

 男は調べに対して「お金に困っていた」などと話しているのだとか。


 うわぁ……。笑い話とかそう言うネタだったら軽く笑い飛ばせるんですけど、これが現実の話だと思うとちょっと笑えませんね。まず金額が少額。大金を盗む度胸もなく、少額だと多少は気も軽かったのでしょう。このくらいならいいかな……悪いね。と、そんな心の声が聞こえてきそうです。


 760円盗んで2000円の入った財布を落とす。これも因果応報なのでしょうか。悪い事は出来ない運命と言うか、そう言うものがきっとあるのでしょうね。気の弱い、生きるのが下手な人なのでしょう。侘しいなあ。


 何て言うか……。景気、良くなって欲しいですね。それでこの人のような人が少しでも減ってくれたらな、と思います。明日は我が身――になってしまうかも知れませんし。何より世の中何が起こるか分かりませんからねぇ……(遠い目)。

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