今の時代、絶対安全なんてものはないのかも知れない……

 ウヒョー、寒いざんす! 今日(※執筆時)の地元は雨が降ったり止んだりなのですが、その天候の影響で室温が執筆時で11.5℃なんです。やっぱり2月が一年で一番寒いですね。風邪、ひかないようにしなくっちゃ。家を出ないのが正解かな?(引きこもり決定)


 さて、昨日は、小学4年生の女の子が父親に虐待死された問題で市に抗議が殺到し、通っていた学校にも便乗した愉快犯が爆破予告をしたりして大混乱になっていたり、神奈川で米軍厚木基地所属の2等兵曹が酔っ払って無施錠だった他人のアパートに無断侵入して勝手にその家のシャワーを使って部屋の住人に取り押さえられていたり、京都で女性をナンパしてバーで酔わせて借金を作らせ風俗店を斡旋していたバーの店長や大学生グループが摘発されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは今まで問題のなかった商品で問題が発生して、その解決でこじれてしまっていると言う話題です。今の時代、絶対に安全な物なんてないのかも知れませんね。


 タトゥーシールを貼ったほおに傷が残ったとして、京都府向日市の小学2年生の男児(8)が、化粧品販売会社「ドゥ・ベスト」を相手取り、約1430万円の損害賠償を求めて京都地裁に提訴しました。


 訴状によると、2017年10月、男児の母親が100円ショップでおばけの柄のシールを買い、ハロウィーンパーティーに出かける前に貼ってあげたのだそうです。2日後、シールをはがすと火傷のような痕が残り、皮膚科で蛍光塗料を使ったシールによる「接触皮膚炎」と診断されたのだとか。


 原告代理人の弁護士によると、男児のほおには500円玉くらいの大きさの茶色い痕が残っているのだそうです。これまでシールで炎症を起こした事はなく、はがし方にも問題はなかったとの事。


 シールの販売元の同社総務部は「示談に向けた話し合いをしてきたが、訴訟になり残念。シールに欠陥はなく、他に健康被害の報告はない。思い当たる原因もない」とコメントしています。


 最近は色んなアレルギーを持つ子がいて、それが散々話題になっていますよね。商品にもこう言う製品を使っていますとか、こう言う製品と一緒の機材で作っていますとかアレルギーに敏感になっています。つまり肌質にもその薬剤に敏感に反応してしまう子が出てきてしまう可能性がある気がするんです。

 今まで報告がなかったとか、それがどんどん通じない時代になってきている気がするんですよね。


 今回の件はそう言う事例だと私は感じています。ネットコメントを見ると賛否両論で、どの意見にもそれなりの説得力がありました。

 被害が発生した以上販売会社が悪いと言うもの、親がすぐにシールを剥がさなかったのが悪いと言うもの、そもそも子供にタトゥーシールはどうよ? って言うものなど……。見方によって意見は変わるのでしょうね。


 個人的には、シールが原因で被害が発生してしまった以上、販売会社にも一定の責任があると思います。親の過失の割合も高いとは思いますけどね。訴訟という問題に発展はしてしまいましたけど、どうかお互いに納得出来る着地点が見つかる事を願うばかりです。


 どんな結果に落ち着くにせよ、今後は商品の袋に長い説明文が追加される事になるのは間違いないでしょうね。ま、それもまた時代の流れですなぁ。

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