安心してくれ、カードはこっちで用意する!
今日(※執筆時)ものほほんといいお天気です。室温は執筆時で15.5℃。小春日和が続きます。瀬戸内は本当にいいところだなぁ~。風もないし、こう言うゆっくりした時間の流れる昼過ぎはお昼寝タイムですよ。
え? 外出? 誘ってくれる人も誘いたい人もいないのですが何か?(汗)
さて、昨日は東京で親族を装った詐欺電話が発生するものの、かけた相手が元警察官で逆にハメられて容疑者が逮捕されてしまったり、同じく東京で都営バスが電柱に衝突する事故を起こしてしまい6人が怪我をしてしまったり、新潟で主婦が海で溺れていた人を発見し見事に救助した件で警察署から感謝状が送られたりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは創作物では敵から逃れる時に強い味方になる案件です。物語では主人公の助けになりますけど、実際には悪事にしか使われないですよね。
2018年10月26日、名古屋税関の職員が中部空港島にある中部外郵出張所で、中国から国際郵便で送られてきた封書の中に「運転免許証」を見つけました。通報を受け県警が調べると、大きさや形は本物と酷似していましたが、「交」の文字の透かし模様がなく、ICチップも埋め込まれていない偽造品と分かったのだそうです。
同年11月8日、県警は受取人だった同県安城市の派遣社員の男(26)を有印公文書偽造容疑で逮捕しました。男はサイト運営者と共謀して架空の氏名や住所、自身の顔写真などを印刷した運転免許証を偽造したとして起訴され、「身分証明に使うため購入した」と供述。この男の他にも県警は17~18年、31~42歳の男4人を運転免許証の偽造容疑で書類送検しています。
捜査関係者によると、5人は同じサイトで偽造運転免許証を注文していました。料金は、ネット上で番号を入力する個人情報不要のウェブマネーで支払う仕組み。サイトの表記は日本語ですが、サーバーは海外に置かれていて、運営者の拠点把握は困難なのだとか。
捜査幹部は「摘発を逃れるためで、偽造品は中国で作っている」とみています。
愛知県警は2017~18年に身分を偽って携帯電話を契約したとする詐欺容疑で男8人を摘発しましたが、一部はこの偽造運転免許証を身分証明に悪用していたそうです。18年11月には神奈川県藤沢市のIP電話レンタル業の男(48)を偽造有印公文書行使容疑などで逮捕し、事務所で偽造運転免許証のコピー数十枚を発見したのだとか。
不正入手した携帯電話は特殊詐欺など犯罪に使われています。愛知県警は藤沢市の男を、特殊詐欺グループに携帯電話を提供する「道具屋」とみているそうです。
携帯電話会社などが加盟する電気通信事業者協会の担当者は「身分証明書が本物かまでは確認していない」とコメント。ある地銀の支店長は「身分証明書の偽造を疑っていたら窓口が回っていかない」と漏らしています。
インターネットは良い技術~なのですが、本当、探せば色々と見つかるものなのですね。違法薬物に身分証の偽造、違法DLサイトに闇のお仕事……。それ! 犯罪です! 法律の壁が、国境の壁が、それらのないインターネットを闇の温床にしています。だからこそ利用者は闇に飲まれないように知識武装をしなくちゃいけないのですね。
そうして悪用しようと思えば割と簡単なのもインターネット。引き換えに出来るものさえあれば数クリックで欲望が簡単に満たされます。偽造カード問題もその一端ですね。いくら免許証がICカードで偽造を阻止していても、確認する側がそれを検知出来ていない状況では猫に小判ですよ。残念。
悪の組織に狙われるシチュエーションなら必要悪な存在かもですが、実際にはそんな場面はほぼない訳で。こう言う偽造組織は平和を脅かしてしかいません。中国は本当にそう言うのを請け負うところが多いですよね。偽物ブランドもせっせと作ってますし。
何とかこう言うのを国際的に取り締まれるような仕組みが出来ないものですかねぇ。悪事が分かっても取り締まれないんじゃどうにもこうにも……。
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