えっ、だってナビがそう指示したし……
今日(※執筆時)は雨です。ぐずついてますね、今週。予報の通り、昨日に比べたらちょっと寒くなりました。執筆時の室温17.5℃ですから。明日は更に明後日はもっと更に寒くなるのだとか。うひょー。冬ザマス! 12月なので当然ですけど。
昨日まで暖かかったので、関東の方ではセミが羽化しちゃたりしていたそうです。間違えるにしてもこんな冬に――鳴いてもメスはやってこないのに――切ないなぁ。
さて、昨日は、警視庁が渋谷ハロウィン軽トラ転倒騒ぎの実行犯15人を特定し、その内の4人を逮捕したり、群馬の上信越道で煽り運転をして幅寄せで相手の車と接触事故を起こした大型トラック運転手が逮捕されたり、貴ノ岩が付け人に暴行して懲戒処分が検討されていたりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは、カーナビの指示で車が傷ついたとして訴えを起こした人の話題です。これが機械に頼りすぎた人間の末路か……。
12月4日(※執筆時)、カーナビのルート案内に従って走行したら車に傷が付いたとして、福島県の男性がカーナビ製造会社と地図データ作成会社に修理費用など約44万円の支払いを求めた訴訟で、福島地裁は男性の請求を棄却しました。
遠藤東路裁判長は「ルート案内は運転者の判断資料のひとつに過ぎない。ルート案内に依存せず、自らの判断に基づき走行しなければならない」と指摘しています。
男性は昨年の5月18日、山形県内で最上三十三観音札所巡りをしていました。この時、カーナビのルート案内に従って未舗装の林道をスポーツタイプ多目的車(SUV)で走行し、道にせり出した草木で車に擦り傷が付いたのだとか。
男性は「車に損害が生じる恐れがある道は、ルート案内で表示しないようにしなければならない」などと主張。
遠藤裁判長は「道路の状態は刻々と変化するため、カーナビ製造者らが正確な状況をリアルタイムで提供するのは不可能」と指摘。その上で「個々の道路の安全性は、運転者が最も把握出来る。案内された道を走るかどうかは、運転者が実際の道路状態などを踏まえて自ら判断すべきだ」と言い渡しました。
また、この林道が国土地理院の2万5千分の1の地形図で「軽車道」(幅1.5メートル以上3メートル未満)として掲載されており、通行出来ない道を地図データが収録していたとも言えないとしています。
ナビが指示したからって実際に走るのは運転者なのだから、現場の判断が一番大事ですよね。ただ、知らない場所、土地勘のない道を走る場合、ナビに頼ってしまうのはある程度仕方のない部分ではあると思います。男性の要求はちょっと求め過ぎですけど。
ニュースのネットコメントでも男性に同情するコメントは見られませんでした。ナビは完璧ではありません。技術的な限界もあります。飽くまでも参考程度にするべきなのですよね。
それにその道が現在どう言う状況になっているかなんて、ナビ会社が把握出来る訳がないでしょうに。そこは運転手の腕の見せ所ですよ。上手く走れていれば何の問題もなかった。そう言う事です。
昔のナビはひどかったですからねぇ。存在しない道を指示されたり、海の上を走るように言われたり。それに比べたら今のナビはとても頼りがいがありますよ。あ、だからこそちょっとでもおかしい道を指示されたら気に触ってしまうのかも。要求って段々とエスカレートするものですし。
ま、とにかく、ナビのせいにしちゃダメ。運転は本人の判断で。と言う事でお願いしますですよっ。ルールを守って快適なドライブを!
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