ああっ! 一番大事なものを忘れてたあっ!
はいこんにちは。今日(※執筆時)もお天気がよろしくありません。執筆時の気温が16℃ですよおお。うん、寒いね。気がつけば11月も下旬です。寒くて当たり前っ! みなさんもどうか体調を崩されませんように。
さて昨日は、ゴーン容疑者が海外の高級住宅を海外の子会社に購入させていた疑いが出てきていたり、広島で子供の将来を悲観した母親が息子二人を相次いで刃物で刺殺して逮捕されていたり、沖縄の基地移転問題で座り込む市民らを機動隊が強制排除し始めたりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは何ともお粗末な一歩間違えれば大変な事になっていたかも知れないニュースです。日頃の点検は大事ですね。
先月の10月23日(※執筆時)鹿児島県伊佐市で民家が全焼した火災で、消防車が水を積まずに出動し、消火開始が遅れた事が分かりました。この失態を受けて伊佐湧水消防組合は消防長ら5人を処分したそうです。
組合によると、消防車が火災に出動し、隊員2人がホースを伸ばしてノズルを民家に向けて別の隊員が消防車の弁を開けたところ、肝心の水が出なかったのだとか。
そこで約300メートル離れた川の水をくみ上げて放水を開始したのですが、放水までに約5分かかってしまったのだそうです。
放水時点ですでに民家の約3分の2が焼けていましたが、約1時間20分で鎮火。木造平屋建て住宅と倉庫計約270平方メートルが全焼しました。ただ、家の住人である一人暮らしの女性(79)に怪我はなかったそうです。
組合の説明では、先月の17日に消防車の走行中にエンジンが故障してレッカー移動するため約2トン入っていた水を抜いた事があったのだそうです。二日後の19日に修理は終わったのですが、その時に水を入れ忘れたと言う事なのだとか。修理後の毎日の点検でも水の有無の確認を怠っていたようです。
放水の遅れが被害程度に与えた影響については「分からない」としています。
組合は監督不行き届きだったとして11月12~14日付で組合の消防長、同分遣所長ら5人を口頭や文書による訓告処分にしました。組合の赤池俊朗次長は「プロとしてあってはならないミス。点検を徹底し、再発防止に努めたい」とコメントしています。
いやはや、何ともお粗末な理由ですね。火事は時間との勝負なのに、早く着いた時間が無駄になっていましました。こんな事ってあるんですねぇ。
火災現場についてすぐに放水を開始していれば、火事をもう少し小規模で抑えられていたかも知れません。もしもの話なので何とも言えないところはあるのですけど。
今回は300メートル先に川があったの言うのが幸いしましたよね。時間のロスも5分で済みましたし。これは不幸中の幸いとも言えるでしょう。おばあちゃんに怪我もなくて何よりです。
消防署関連の話題と言えば、少し前にもはしご車のタイヤをずっと交換していなくて走行中にタイヤがパンクしたって言うのがありましたが、その件も今回の件も点検をしっかりとしていれば防げたものでした。緊急車両だからこそ、いざと言う時のためにも日々の点検はしっかりして欲しいものですね。
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