やばい、運転手が意識を失っているぞッ! 早く何とかしないと……

 今日(※執筆時)は朝天気が良かったのですが、お布団を干したら曇ってしまうの法則が見事に発動してすっかり曇ってしまいました。残念。予報によると来週は更に寒くなると言う事で晴れの日はどんどん布団を干して行こうと思った矢先にこれだよ!

 来週更に寒くなるならダウンジャケットデビューも早めようかなぁ。もう手袋デビューはしましたよ!


 さて、昨日は女児になりすまして女児に裸の写真を送らせた茨城の小学校講師が逮捕されていたり、大阪でリラクゼーションサロン「りらく」の社長がタワーマンションから転落して亡くなっていたり、京都で府の教育長指導主事を務めていた男が女子高生の背後から自分の体液を服とリュックにかけたとして逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは咄嗟のトラブルに見事に対応した人達の話題です。こう言う時にパニックにならずに冷静に対応出来る人は素晴らしいですね。


 11月15日(※執筆時)、三重県紀北町の紀勢道のトンネルでバス事故が発生しました。運転手が口から泡を吹いて意識を失い、蛇行運転を始めてしまったのです。

 この異常に気付いた乗客らがすぐにハンドルを握ってバスを止め、間一髪で惨事を免れました。


 観光バスは愛知県豊橋市を出発し、乗客約30人を乗せて和歌山県方面に向かって南下していたのだそうです。乗客によると、運転手は途中でトイレ休憩を取り、事故直前まで運転にも特に変わった様子はなかったのだとか。

 しかし、紀勢道海山インターチェンジを過ぎた後の片側1車線のトンネルで、車が左に寄って何かに当たる音がします。乗客で前から4列目にいた秦政昭さん(68)は「最初はパンクかと思った」のだとか。


 バスはその直後反対車線にはみ出して、右側の壁にぶつかり、反動で左側の走行車線に戻ります。秦さんと前の席にいた畑中国守さん(76)が慌てて運転席に向かうと、運転手は口から泡を吹いて硬直していたのだとか。


 2人は協力しながら、運転手の体を動かしてアクセルから足を離し、ハンドルを切るなど、数回蛇行して対向車をかわしながら、最後はわざと左側の壁にバスをぶつけて止めました。異変に気付いてから止まるまでは2~3分程度。運転手が救急搬送された後は、消防隊員がバスを運転して尾鷲市街地まで誘導したそうです。


 秦さんは「止めなければ仕方が無いと思い、必死になった」、畑中さんは「心臓がバクバクだった。乗客に怪我がなくて良かった」とコメントしています。


 いやはや実に素晴らしい! こう言うアクシデント発生時に冷静な判断が出来、それを実行するだなんて中々出来る事じゃありませんよ。この乗客のお2人共人生のベテランさんです。きっと今までにも色んな経験をして来ていたのでしょうね。

 運転手の人もどうか無事に回復して欲しいところです。健康診断では異常がなかったそうですけど……。個人の問題なのか、そのバス会社の勤務状態に問題があったのか。


 毎日ニュースを追っているとバス関連の事故は割りと頻繁に目にします。幸いな事に大事故ともなると滅多に発生はしていませんけど、間一髪で大事故になるところだった事例は本当に多いです。

 いつも奇跡が起こるとは限らない訳で、こう言う何とか助かった事例の続く内に原因を究明して、是非とも根本的な改善を行って欲しいものですね。

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