オマエノ カゾクヲ ミナゴロシ……ノルマ マモレ!
いやあ、土曜からの雨が続いております(※執筆時)。すっかり気温も冷えました。寒っ! 11時現在で24.5℃です。長袖が欲しいのう。
と、地元はすっかり冷えておりますが、地域によってはまだまだ暑いそうですね。いやはや、日本は広いや。今30℃を超えている地域も早く秋らしい気候になりますように。
さて、昨日は福岡で小雨の降る中体育祭をしていた高校で競技中に生徒が低体温症で20人以上が相次いで倒れたり、千葉で過積載の大型トラックが横転して転倒した先で走っていた軽乗用車が下敷きになり、乗っていた3人が亡くなってしまったり、沖縄で酔った米兵が民家に無断侵入していたりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのはとある銀行のブラックな裏側事情が発覚した話題です。銀行ってもっとホワイトな職場だと思っていたのに……どんな会社も従業員になってみるとみんなこんな感じなのでしょうか? 怖い怖い。
シェアハウスなど不動産投資向け融資で資料改ざんなどの不正が横行し、役員や支店長、多くの行員が関与したとされるスルガ銀行の内部事情が第三者委員会の調査で明らかになりました。
その高収益の裏で無理なノルマが課され、不正が
「数字ができないなら、ビルから飛び降りろと言われた」「上司の机の前に起立し、
「支店長が激高し、ゴミ箱を蹴り上げ、空のカップを投げつけられた」「死んでも頑張りますに対し、それなら死んでみろと
第三者委が公表した調査報告書には、行員らの壮絶な体験談がつづられています。いずれも融資拡大などの成績が伸びなかった時に叱られた例なのだとか。
個人営業部門ではこの役員の元で過大な営業ノルマが設定され、支店長以下の職員に達成に向けたプレッシャーがかけられました。その中で不正が横行したようです。
収益を担う個人営業部門の発言力は強く、審査部門が融資に否定的な意見を述べても、営業部門幹部らによって押し通されたのだとか。
このいびつな社内態勢は、事実上の業務執行責任者だった岡野光喜会長の実弟の副社長(当時、故人)が構築したとされています。こうした状況は、岡野会長ら経営陣の間で共有される事はなかったのだそうです。
第三者委の中村委員長は経営陣について「大事な情報は何も上がってこない。雲の上で下界を見ていた」とコメント。報告書は、取締役らが個別の不正を具体的に知り得た証拠はないとしつつ、経営責任がある、と認定。
新たに社長に就いた有国氏についても「一定の経営責任は免れない」としています。「最も重い経営責任がある」と指摘された岡野会長は、この日の会見に姿を見せませんでした。
怖! ヤクザやん! ノルマは大切かもだけど、やりすぎやん! どうなってんのこの銀行。こうして明るみになった以上は利用者が減る事は間違いなしですね。こんな会社に勤めていたらストレスですぐに体調崩しますわ。
大体、恐喝する方もこの状況に何の疑問も抱かなかったのかと。言われる立場にもなってみろって話ですよ。
まずは横暴な上司がいて、その部下も横暴になって、その部下も……って連鎖反応なのでしょうか。脅して成績とかが上がっていたなら、それが続く理由のひとつになったのかも知れませんけど……。不正に恐喝、その時はそれで乗り切れても、いずれは破綻する運命だったのでしょうな。因果応報です。
今後は風通しを良くして働きやすい環境になって欲しいところですね。私からはこれ以上は言えません。スルガ銀行の明日はどっちだ……。
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