スキマニュース日記

えっ？ いやこれはちょっとその……って言うか何凝視してるんスか！

　今日(※執筆時)もいいお天気です（テンプレ）。予報によると、明日以降は天気が崩れて雨も降るそうなので気温下降チャーンスですね。どうか涼しくなって欲しいものです。８月も終わる事ですし。

　いえ、贅沢は言いません、今より２，３℃ほど下がって頂ければ……。

　さて、昨日は、大阪の大阪桐蔭高校ゴルフ部で複数の部員による賭けゴルフや暴力行為があった事が発覚したり、都知事選でお馴染みのマック赤坂氏が酔った女性支援者を襲ったとして準強姦容疑で書類送検されたり、レオパレス２１に最初から設置されているテレビに対して受信料は払わねばならないのかが争点になった裁判で入居者側の敗訴が決定したりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは痴漢冤罪の話題です。チャックの締め忘れとか男性にとってはよくある事なのに、それを目ざとく見つけて痴漢に仕立て上げてしまうだなんて……都会は恐ろしいところじゃよ～。

　８月３０日(※執筆時)、電車内で陰部を露出したとして公然わいせつ罪に問われた千葉県警巡査に対し、東京高裁が一審千葉地裁の有罪判決を破棄し、逆転無罪が確定しました。

　無罪が確定したのは、県警柏署地域課の永島隼斗巡査（２６）。復職した巡査は「最後まで闘って良かった。同じような冤罪（えんざい）被害者が出ないよう声を上げたい」と話しています。

　永島巡査は休みだった２０１６年１０月３１日昼、ＪＲ千葉駅に停車中の電車内で、席に座った状態でジーンズのチャックを開けて陰部を露出したとして、乗客の男性に取り押さえられました。

　この件で逮捕はされませんでしたが、１７年３月、同罪で在宅起訴され、休職扱いになったのだそうです。

　一審千葉地裁の公判で、巡査を取り押さえた乗客は「向かいの席に座っていた巡査のチャックが開いていた。近付いて見下ろしたら陰部が見えた」などと証言。他に目撃者はおらず、巡査側は「トイレでチャックを閉め忘れただけだ」と訴えましたが、地裁は１８年２月、乗客の証言などから公然わいせつの故意を認め、罰金３０万円を言い渡しました。

　これに対し、東京高裁は同年７月２６日、巡査の下着は開口部が開きやすいタイプだったとした上で、「陰部はジーンズ内にあり、角度によって一部が見える程度に過ぎなかった」と認定。隣の女性の注意を引く行動はなく、女性は気付いてもいなかった事などから「故意を認める証拠はない」と結論付けます。

　控訴審を担当した佐藤大和弁護士は「現役警官に無罪判決が出され、復職を果たしたのは画期的」と指摘。

　永島巡査は、県警の取り調べで「認めないと逮捕する」などと、罪を認める上申書を書かされたとして、国家賠償訴訟を起こす事も検討しているそうです。　

　要するに、どっかのお節介男性が勝手に巡査を痴漢扱いしたせいで起こった悲劇のようですね。こう言うの、本当に困ります。巡査もまた必死に戦ったからこそ無罪を勝ち取れた。普通の人なら警察の圧に負けてしまっていた事でしょう。怖い怖い。

　チャックの締め忘れなんて結構あるものですよ。本人が気付いていない事も多いです。痴漢扱いした男性もその辺の事情は分かっているはずなのに、どうして声を上げてしまったのか。

　それに、普通チャックが空いていただけで陰部が見える訳がありません。この人一体どれだけ凝視していたのやら……（汗）。

　それにしても、この件に関しての警察の取り調べ、昔から全然変わっていないんですね。そこにも呆れてしまいます。やってない罪を強引に認めさせるとか、あっちゃいかんでしょう。こう言うところを一刻も早く改善して欲しいですね。