もっと盛り上がれよ! もっともっと! もっ……うあああっ!

 地元、台風の影響で午前中は雨がそれなりに降りました(※執筆時)。これで少しは涼しくなるといいのですが……。執筆時の室温は31℃です。湿度が高いのでジメジメしますね。雨、もう降らないのかなぁ……(曇り空を見上げながら)。


 水難事故ですが、埼玉のオートキャンプ場で川に飛び込んで遊んでいた男子大学生が流されて一人が行方不明になったり、愛知でも川で遊んでいた中学生男子が流されて遺体で発見されたりしています。

 海より安全そうな川ですけど、水量によってはかなり危険になります。どうか気をつけて欲しいですね。


 さて、昨日は京都で病院に油とライターを持参した70代の男が病院を火の海にしようとして逮捕されたり、神奈川で70代の女性が電話で特殊詐欺の被害に遭い、計1億3300万円を騙し取られてしまったり、パリのテーマパークで調教したミヤマガラスが吸い殻を拾う仕事を任され近々勤務が始まると発表していたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは久しぶりの海外ニュースです。たまにライブなどでアーティストがお客さんを煽って騒音とか振動が問題になったりしますけど、どうやらそれが大きな被害をもたらしてしまったみたいです。


 8月12日(※執筆時)の夜、スペイン北西部のガリシア州ビーゴにある海岸で木製の遊歩道が崩落し、377人が負傷する事故がありました。うち9人は、骨折などの重傷を負ったのだそうです。

 当局によると、事故当時はラップ歌手による公演中で、この歌手が跳びはねるよう客に要求したところ、遊歩道が崩れたのだとか。


 AFP通信によると、遊歩道は1990年代に設置され、幅10メートル、長さ30メートル。公演に参加していた女性は地元紙に対し「エレベーターの底が抜けたように下に崩れ落ち、人々が重なり合っていた」とコメントしています。


 たまにライブハウスとかでジャンプ禁止とか日本でも話題になったりしますけど、アレの野外版ですね。きっとかなり盛り上がっていたのでしょう。度重なる衝撃によって遊歩道の耐久力超える負荷がかかってしまって、この悲劇が起こったと見て間違いありません。

 煽ったラッパーもショックを受けた事でしょうね。重症の人が出たとは言え、そこで死者が出なかったのは不幸中の幸いとも言えます。


 遊歩道が木製だった事、作られたのが20年以上昔だった事、それらの事情をしっかりと把握した上でライブを行うべきだったのでしょう。

 橋の上ではジャンプ禁止にするとか、当日は橋の使用を禁止するとか、そう言う措置をしていれば良かったのです。現状認識の甘さは後で問われそうですね。


 ライブは楽しく盛り上げるものです。だからこそ安全は一番重要視されなければいけません。この事件を契機にしっかりと安全対策を進ませて、同じ系統の事故を二度と起こさないようにして欲しいものですね。

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