スキマニュース日記

病気？ 確定するまで営業は続けなさい！

　今日も(※執筆時)いいお天気ですけど、正午時の室温が３２.５℃なのであんまり暑くはないなぁ（麻痺）。外に出て活動していたら倒れるくらい厳しいのでしょうけどね。

　で、この気温ですけど近隣諸国も暑いようで、何とあの北朝鮮でも４０.７℃を記録したのだそうです。向こうはエアコンも普及していなそうですし大変でしょうね。

　他の熱中症関連の話題では、長崎で車内に取り残された１歳女児が死亡していたり、この夏の酷暑ぶりは酷暑だった２０１３年の夏を上回ると発表されたりと、厳しいものばかり。この夏の暑さは後世に語り継がれるレベルになるのかも……（汗）。

　さて、昨日は、オーストラリアのレイモンド島で火災を防ぐための森林伐採のせいでコアラが絶滅の危機に瀕してしまっていたり、北海道でばんえい競馬の馬が自動車に驚いて脱走してちょっとした騒ぎになってしまったり、岡山で豪雨被害時に沢山の人や動物を助けたとして男子大学生が表彰されたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは営業第一の猫カフェの話題です。生き物を相手にしているのですから、その生命と誠実に向き合って欲しかったですね。

　８月３日(※執筆時)、「猫カフェ ＭＯＣＨＡ　立川店」の運営会社・ケイアイコーポレーションが一部の猫の「猫パルボウイルス感染」を認め、謝罪文を公開しました。また、関東全店舗についても同日から臨時休業し、感染の有無について全頭検査を実施するとしています。

　ケイアイコーポレーションは、「猫カフェ ＭＯＣＨＡ」のホームページに謝罪文を公開。立川店の猫が「猫パルボウイルス」に感染し８月１日までに５匹が死亡した事を明らかにしました。

　同店は１日から臨時休業していますが、猫２匹に体調異変が生じ、病院の検査で陽性と診断されたのは７月２６日であった事から、「２匹の感染が発覚した時点で営業を即時停止せず、洗浄を徹底する事等で営業を継続した事により、皆様にご迷惑やご心配をおかけしてしまった事は、当社の判断ミスであったと深く反省しております」と謝罪。

　最近同店を利用した客に対して、飼い猫に「少しでも異変等があれば獣医師の診断」を受けるよう呼びかけ、猫が感染していた場合は「責任をもって治療費を負担」するとコメントしています。問合せ先は（tachikawa_info@kxp.com）まで。

　現時点で立川店では、死亡した５匹以外に陽性と診断された猫はいないそうなのですが、ウイルスの潜伏期間も考慮し８月８日を目途に感染の有無を全頭検査するとの事。また、他の店舗への影響については、猫を移動させた事はないとして「感染したおそれはないものと考えている」と説明。

　しかし、「お客様のご心配も」との考えから関東全店舗についても８月３日から臨時休業とし、順次、感染の有無を全頭検査するのだとか。営業再開については、全頭の安全が確認出来た店舗から開始するとしています。

　今回の問題については、店が告知を出す前からネット上で「店で働いているという人が発信した「猫パルボウイルス」が蔓延し「この４日間で４匹も死んだ」と言う情報が拡散。他の従業員・元従業員という人からも同様の指摘が相次ぎ、飼っている猫の妹が実際に死んだとの告発も出ていました。

　このニュースが出回るまで私はこの猫の病気の事を全く知らなかったのですが、非常に強い感染力を持っていて、ワクチン接種をしていない子猫がかかればかなり致死率の高い病気なのだと言う事を知って軽く戦慄を覚えました。

　人間には影響はないのですが、この病気に感染している猫を触って家にウィルスを持ち帰り、そこで飼い猫に感染させてしまう事もあり得るのだそうです。そう言う猫を触ってしまったら、その時に着ている服は全て捨て家具類も特殊な消毒をしないといけないほどなのだとか。こっわぁ……。

　それほどの厄介な病気なので、猫に携わる仕事をしている人は当然知っているものなのだそうです。それなのに事故発生発覚後も営業を続けていた……全くとんでもない話ですね。

　この話が関係者のツイッターで出回り始めた時、会社は死んだ猫はいないと言っていたのだとか。そう言う反応からも経営者は猫を商売の道具としか見ていなかった事がうかがわれますね。全く嘆かわしい話ですよ……。

　詳しい話が明るみになるに連れ、この猫カフェの評価は下がっていくばかり……今後営業を再開しても、もう誰も訪れないかも知れませんね。猫に罪はないのに……残念です。