また似たような事件が……って、日本じゃなかった

 今朝(※執筆時)は結構激しめの雨音で目が覚めました。これ、梅雨末期のクライマックス豪雨の始まりなのかな。雨のおかげでまたしても気温は下がり、執筆時の室温は27℃です。その代り湿度は高いのですけどねー。食べ物がカビないようにしなくちゃですな。


 梅雨と言えば、関東ではもう梅雨明けしちゃったのだとか。早い! 早過ぎる! と、どこかのローカルお菓子のキャッチコピーを思わずつぶやいてしまいそうです(汗)。関東甲信地方が6月中に梅雨明けをするのは、気象庁が記録を取り始めてから初めての事なのだとか。

 梅雨明けが早過ぎる事に説明の出来ない不安もあったりしますけど、どうかこの夏が平穏無事に過ぎていく事を願います。


 さて、昨日は、引っ越し業界大手のアートコーポレーションが17歳のアルバイトを朝の5時まで働かせたとして元支店長を含めた社員4人が書類送検されたり、サッカーW杯の応援で盛り上がった渋谷スクランブル交差点で痴漢やらスリやらが多発していた事が発表されたり、佐賀で農地に大型の鳥のエミューが現れたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは最近の日本でよく見られるようになってしまった事件を思わせる事件が海外でも発生したと言うものです。このタイプの犯罪が世界的な広がりを見せ始めているとでも言う事なのでしょうか。


 6月28日(※執筆時)、中国・上海市中心部で現地時間の午前11時半頃、小学校近くの路上で児童らが次々と切られ、児童2人が死亡しました。地元警察によると、容疑者の中国人の男(29)は現場で取り押さえられ、「社会にうらみがあった」と話しているそうです。


 警察によると、男は歩道を歩いていた男子児童3人と保護者の女性1人の計4人に、包丁で切りつけたのだそうです。男は6月初めに上海に来て、無職でした。


 現場は上海市徐匯区の上海市世界外国語小学校の校門近く。周囲は大学や公園があり、閑静な住宅地が広がっています。

 同校のホームページによると英語の授業に力を入れ、約1300人の児童が在籍しているのだとか。ネット上では「上海で最も優秀な小学校のひとつで悲劇が起きた」といった書き込みもあったそうです。


 近くに住む60代の男性は「静かで安全なこの街でこんな凶悪な事件が起きるなんて、本当に驚いている」と話しています。


 まずは被害に遭って亡くなってしまった子供達のご冥福を。どこの国でも幼い命が失われてしまったのは残念で悲しい話ですね。


 それにしても最後の近所の人のコメントまで、まるで日本の事件で見られるコメントのようです。社会に恨みがあって無職で刃物を使って無差別に人を襲う。本当に恐ろしい話ですね。

 アメリカの場合はこれが銃の乱射となる訳ですけど、欧州のようにテロが多発する訳でもない地域で突然発生する無差別殺人事件はテロにも匹敵する治安の一大問題ですよね。


 原因を辿れば、加害者が職にありつけない苛立ちに起因するのかも知れません。就職していれば犯罪を犯さないかと言えばそうでもないのですけど、こう言った無差別殺人事件に発展する事は少ないのではないでしょうか。


 やっぱり人間、暇を持て余すのは良くないですね。社会に必要とされている自覚が犯罪の一番の抑止力なのかも知れません。どうか少しでも景気が良くなって、こう言う理不尽な犯罪が減りますように。

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