その美味しい話は幻でした

 アツゥイ。今日(※執筆時)も湿度の高い梅雨っぽい天候です。現在の室温が28.5℃。この程度で暑いなんて言ってられませんよね。暑さの本番はまだまだこれからなのですし。

 窓から見える空に浮かぶ雲がかなーり夏っぽい感じになってきました。もくもくとかき氷みたいに。そろそろセミが鳴いてスイカの美味しい季節ですか。熱中症と日焼けに気をつけなくちゃですね。はぁ……。


 さて、昨日は小惑星探査機「はやぶさ2」が目的地の小惑星リュウグウの上空20キロの地点に到着したと発表されたり、茨城の国立科学博物館筑波実験植物園で世界最大の花と言われるショクダイオオコンニャクの花が二年ぶりに開花したり、香川で四国最大の水族館を作る事が発表されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、お金を欲しがった少女を食い物にしようとした悪質な犯罪の話題です。美味しい話なんて確実に裏があると言う事を常識として知っておかねばなりませんね。


 6月26日(※執筆時)茨城県警は16歳の少女を風俗店で働かせる目的で誘拐したとして、長崎市の性風俗店経営宇土うと広大容疑者(30)を営利目的誘拐の疑いで逮捕しました。男は容疑を認めているそうです。


 県警によると、宇土容疑者は少女を風俗店で働かせて利益を得ようと、4月24日午後9時ごろ、SNSを通じて3月下旬に知り合った茨城県内に住む無職の少女(16)を誘拐し、自身が経営する長崎市内の風俗店に連れ去った疑いがあります。

 容疑者は飛行機で成田空港まで来た後、借りた車で少女の自宅近くに行き、再度成田空港から飛行機で戻ったのだとか。


 調べでは、少女がアルバイトを探す内容の書き込みをしたところ、宇土容疑者が「アロママッサージで1日数万円は稼げるよ」と嘘の返信をし、少女を誘い出したのだそうです。

 4月26日に「騙されたから助けて欲しい」と連絡を受けた少女の母親が茨城県警つくば北署に通報。同日夜、風俗店から逃げてきた少女を長崎県警の捜査員が保護しました。少女に怪我はなかったそうです。


 茨城県警と長崎県警は26日、宇土容疑者の自宅や風俗店事務所など計6カ所を家宅捜索し、携帯電話など計79点を押収しました。


 容疑者もフットワーク軽いね。最短の時間で仕事をこなしてるよ。と、感心するところはそこじゃないんだけど(汗)。

 少女の肩書が無職なところから見て、中卒でブラブラしていたのかな? 高校浪人かも知れないけど。ここで何となく事情は透けてきますね。


 母親が少女の出稼ぎ? を容認していた雰囲気も感じられます。もし普通にアロママッサージの仕事だったとしたなら、そのまま知らない土地で仕事を続けていたのかなぁ? そのくらいの覚悟はあったのかも知れない。じゃなかったら迎えの車には乗らないよね普通。


 美味しい話には裏がある。少女はこの話を持ちかけられた時、誰にも相談しなかったのでしょうか? 誰かに相談していたら迎えの車に乗る事もなかったかも知れません。それとも色んな事情でこう言う怪しい話に乗るしかなかった? 分かりませんけど。


 少女を誘い出した手口とかが手慣れている感じなので、容疑者には他にも余罪がありそうな雰囲気を感じますよね。警察はしっかり調べて全ての罪を洗い出して欲しいと思います。不幸な少女達がこれ以上被害に遭う事がありませんように。

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