えー、今日の課外授業はひみつ基地に行きます!

 ι(´Д`υ)アツィー 今日(※執筆時)はこんな顔文字の気分です。昨日まで快適でしたからね地元。とは言え、執筆時の室温で29℃ですし、他地域に比べたらまだまだ過ごしやすいレベルです。風が吹けば心地よいので、窓を開ければ十分やり過ごせます。地元環境が恵まれていて良かった。


 さて、昨日は以前にも菊池桃子さんにつきまとっていた男がまたしてもつきまい始めて再逮捕されたり、奈良で無人駅のホームから転落した男性を見事に救出した女子大生が警察に表彰されたり、新潟で全国最年少の若い町長が誕生したりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは戦争関連の資料館についてのゴタゴタの話題です。こう言う話題はデリケートだったりするので扱いが難しいですよね。


 熊本県錦町が建設を進めている戦争資料館をめぐり、地元市民団体から「観光施設の要素が強く、遊園地のようだ。平和目的が軽視されている」と疑問の声が上がっているのだそうです。


 建設されているのは「錦町立人吉海軍航空基地資料館」。第2次世界大戦末期に操縦士養成や特攻隊訓練が行われた基地で、空襲による死傷者も出ました。

 この資料館では基地の歴史を紹介する資料や写真などを展示する事になっています。


 8月1日開館予定ですが、愛称は「山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム」。町が議会6月定例会に提出した同館設置条例案で、設置目的は「歴史理解を深め、学びや住民交流の場とし、観光振興に寄与する」としています。


 この資料館に対し、地元市民団体「人吉球磨の戦争遺跡を伝えるネットワーク」は平和目的の記載がない事に反発。愛称も「子供の遊園地を想像させ、戦争の悲惨さが伝わらない。観光が優先されている」と修正を求めているのだとか。


 森本完一町長は「平和目的は大前提で言うまでもなく、条例に『平和』の文言がなくても目的は伝わるはず。平和と観光の両方を目的とする施設にしたい」と説明。愛称も、「公募で決めたもの」(町企画観光課)だとして修正の声には応じない模様。


 町企画観光課は「基地跡はこれまでも平和を考えるきっかけや歴史を学ぶ施設として活用してきた。多くの人に来てもらわない事には、戦争を知ってもらう事も出来ない」と話しています。 


 確かに戦争の資料館にひみつ基地ミュージアムはちょっとくだけ過ぎな感じはしますね。愛称の話ではあるのですけど。

 ただ、内容を見ない事にはそれだけで過剰反応するのは行き過ぎな気がします。せめて漢字で秘密基地ミュージアムとすれば印象もまた変わるのですが。


 平和の文字がないと騒いでいる方々は、こう言う問題があるとすぐにいちゃもんをつける専門の方々なのだそうです。きっと生真面目ちゃんな人が多いのでしょうね。

 同じ戦争の歴史でも、戦国時代の資料館なら何も文句は出ないのでしょう。第二次大戦の資料だから悲惨でなければならないし、戦争を美化してはいけない思いが強いのだとは思います。


 ただ、作った町からすれば採算が取れなければ作った意味がありません。そのためには親しみやすさと、来てもらえるような魅力のある場所と言うアピールも重要です。まずは多くの人に来てもらう。そのためにくだけた感じでハードルを下げるの言うのは間違っていないのではないでしょうか。


 最近多いですよね。過去の発言で制作中止になったり、上演前なのに上演内容にいちゃもんを付けて上演中止にしちゃったり、内容が実際の事件を元ネタに美化していると言う噂だけで放送を中止にしてしまったり……。


 ちょっと言葉が足りないだけで反発して修正を求めるのも、これと同じ流れのような気がします。何だか息苦しいですね。もう少し大らかであって欲しいなぁ。

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