タスケテ……タスケテ……2

 今日(※執筆時)は朝から雨でして、気温も割と低めです。正午の室温が21.5℃。しかも結構強く降っていて、雨音が耳に心地いいです。う~ん、ヒーリングサウンド♪


 昨日は長野の方を震源とする地震があったみたいですね。最大震度5弱の大きい地震です。流石に日本の家屋なのでその程度の揺れでは大きな被害の話題は聞こえてきませんけど、今後も大きな揺れの余震などが起こらない事を願います。


 それ以外の昨日の話題としては、栃木県の高校で女子生徒2人が校舎から飛び降りて自殺してしまったり、東京で北区の生活福祉課の職員2人が生活保護費4300万円を横領していた事が発覚したり、JR西日本の琵琶湖線の能登川駅で新快速電車が利用客を置き去りに25秒早く出発してしまったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回は希少動物の密輸の話題です。どう考えても詰めが甘い犯人はそもそも動物を扱うのとは関係の薄い職業の人でした。うーん、これは闇が深そう……。


 5月11日(※執筆時)、東京税関成田支署と千葉県警成田空港署はワシントン条約で国際取引が規制される希少動物などを密輸入しようとしたとして、関税法違反容疑で千葉県白井市冨士、土木作業員、村上一夫容疑者(61)を逮捕しました。今のところ容疑者は黙秘しているそうです。


 逮捕容疑は昨年4月7日、タイから成田空港に帰国した際、インドコキンメフクロウなど6種の小動物15羽、9匹をケージに入れ、スーツケース内に隠して無許可で密輸入しようとしたと言うものです。本来、希少動物の輸入にはワシントン条約によって輸出国の許可書などが必要とされています。


 同支署などによると、税関検査の時にスーツケースから鳴き声がして密輸が見つかったのだとか。

 動物はいずれも国内のペットショップで取り扱われており、取引価格が120万~200万円になるジャコウネコ科のビントロングもいたそうです。


 まず一番の疑問は容疑者が土木作業員だったと言う事ですね。動物の密輸とは全く結びつきません。密輸目的は売りさばくためだったのでしょうから、彼に周りにそう言う関係者がいたと言う事になります。それがこの件の黒幕ですよね。一体どう言う繋がりだったのでしょう。容疑者の個人的な知り合いとかだったのでしょうか? 

 今回の逮捕でしっかりとその人物まで芋づる的に逮捕されて欲しいと思います。


 ネット記事に密輸された時のスーツケースの写真があったのですが、動物達が虫かごみたいな入れ物に入れられて、まさにすし詰め状態でした。環境が悪すぎます。よく死ななかったなと感心するくらい。それはまるで奴隷船で運ばれる奴隷のようでした。中には死んだ動物もいたのではないでしょうか?

 動物の環境に無頓着な実に容疑者らしい扱いとも言えるでしょう。有り得ません。


 欲しがる人がいるからこの手の犯罪はなくならないのでしょうけど、欲しがる人はせめて正規の手続きを経た人から手に入れて欲しいと思います。それを徹底するだけで悪徳業者は食えなくなるのですから。

 それをせずに密輸に頼る人は動物好きとは言えません。密輸犯と同罪です。動物をしっかり生き物扱いする人がもっと増えて欲しいなと願います。

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