もう遅いから早く帰れって言ってるだろっ!

 今日(※執筆時)はちょっと曇り気味ですな。気温も21℃とおとなしめ。そう言えば結構周りで風邪をひいた報告があるのですけど、この日々の寒暖差が原因なのでしょうか? 健康管理はしっかりしなくちゃいけませんね。風邪にはたっぷりと水分と栄養と睡眠時間ですよ!


 さて、昨日は茨城にある大型加速器「スーパーKEKBケックビー」で同日未明、初めての電子と陽電子の衝突が観測されたと言う発表があったり、広島市街でイノシシが文字通りの猪突猛進をしていたり、静岡で相撲部の指導をしていた夫婦がセクハラをして女子部員が休部や体部をしていた事が発覚したりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは鍛え上げられた肉体を持つ教師がその力を感情のままに使ってしまった話題です。その筋肉は凶器なんですよ!


 大分市の市立中学校の50代男性教諭が男子生徒の首をつかんで転倒させ、生徒を一時的に失神させていた事が分かりました。市教委は学校から報告を受けながらも、記者会見では失神について明らかにしなかったのだとか。市教委は「隠す意図はなく、公開する内容ではないと判断した」とコメントしています。


 4月22日(※執筆時)に市教委が「行き過ぎた指導」として開いた会見によると、教諭は20日午後7時頃、昇降口の前で話をしていた男子生徒らに早く帰るよう複数回注意しました。

 けれど、それに従わなかったため、自転車にまたがっていた1人の首をつかんで転倒させ、怪我をさせたのだとか。この教諭は柔道の有段者なのだそうです。


 市教委は会見で「生徒は転倒したが、すぐに立ち上がった」と説明しました。

 しかし、同校校長が21日に提出した報告書には「首をつかんだ際、数秒間意識を失った」とあったのだそうです。

 24日には教諭が市教委に「胸をたたいて目を覚まさせた」と説明しましたが、市教委は会見内容を修正していませんでした。


 市教委は「被害生徒からは事情を聞けておらず、詳細は調査中だ。会見で不確実なことは公表しなかった」と強調しているようです。

 しかし、このニュースを見た両親は市に抗議しており、市教委は「事実を明らかにして再度説明したい」とコメントしています。


 うーん、柔道有段者、アウトー! これはいけません。その筋肉、武器扱いです。きっとカッとなってつい力を込めてしまったのでしょうね。ボクサーの拳は凶器だと言うのはよく言われますが、武道の有段者もまた同じでしょう。

 こう言う人は常に心を穏やかに保っていないといけません。まだまだ修行が足りなかったのですね。残念。


 そりゃまぁ、話を聞かない生徒も悪いっちゃ悪いのですが、その行為に対する罰としては過剰だと思います。先生を怒らせるような態度をこの生徒がとったのかも知れませんけど。

 とは言え、それで怒るようじゃあねぇ……きっとこの件で何とか我慢出来たとしても、いずれはやらかしていた気がします。


 身につけた武道は正しく使いましょう。決して激情のままに振るわれる事がありませんように。まずは一旦深呼吸して落ち着くだけでも違うって言いますからね。

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