今度から簡単になるよ!
いやはや、暖かいですね。今日(※執筆時)の室温が23.5℃です。段々と服装を薄くしていかなくちゃ体調を崩してしまいそうです。
そう言えばもう4月に入ってましたね。エイプリルフールは特に嘘は付きませんでした。気がついたら終わっていた感じ。ま、毎年そんなものです。イベントごとには疎いんですヨ。
さて、昨日は大手サイトのマイナビウーマンがいくつかの記事の内容が不適切だったとして該当ページを非公開にしたり、沖縄で海開きがあったり、天台宗が善光寺大勧進のトップだった小松
今回取り上げるのは規制緩和の話題です。無駄な規制は緩和するべきだと私も思いますけど、緩和しすぎもまた問題だと思うのです。今回の件はどうでしょうね。
フグの一大消費地の大阪府で、有毒部位を取り除いた「
4月からは「てっさ」(フグ刺し)や「てっちり」(フグ鍋)を販売するための許可が不要になるのだそうです。このフグの規制緩和は全国で進んでおり、消費の拡大が期待されているのだとか。
フグによる食中毒は体内に含まれる神経毒のテトロドトキシンが主な原因で、厚生労働省が定めた種類のフグや部位以外は、食品衛生法で販売や提供などが禁じられています。
食用可能なフグでも毒のある部位を取り除く処理は必要で、各都道府県が条例を定めて処理や販売を規制している状況です。
大阪府でも今までは有毒部位を取り除いた身欠きフグを調理、販売する場合、学科と実技の講習を3時間ずつ受けて、小テストと口頭試問に合格した登録者を店に置き、知事の許可を得なければなりませんでした。
それが、昨年11月の府議会で条例改正案が可決されたのを受けて、今年4月から保健所へ届け出れば調理、販売が出来るようになったのだそうです。
フグの毒の事を考えるとこの規制緩和に対して不安しかなかったので、記事以外にもネットコメントを参考にすると、この規制が緩和されるのは加工済みのフグに対するもののようです。有資格者が有毒部位を取り除いて身欠きにした時点で安全だろうと言う判断のようですね。
それでは何故今までは資格者が必要だったのでしょう。多分それはもしものための措置だったのではないかと思います。人がする事ですから加工済みでも何らかのミスが発生するかも知れない。それを事前に食い止めるための資格だったのではないかと。知識があれば何かおかしいものを目にした時に適切な対処が出来ますからね。
規制緩和はこのストッパーがなくなる事を意味します。消費者としてはちょっと不安ですよね。個人的に言えばテストまでする必要はないにしても、せめて講習は受けておくべきではないのかなと思います。知識のあるなしは大きいですから。
それにこの規制緩和で何が変わるのでしょう? 安くなるのでしょうか? それともフグを取扱うお店が増える? 安全面を担保にして? 取扱いの難しい食材は安全面に対する技術を維持する必要があるのではないかなあ。
もう決まってしまった以上はその流れを見守るしかないのですけど、どうかこの規制緩和によって何か問題が発生しない事を願うばかりです。
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