外も寒いからこたつでぬくぬく……えっ?

 最近、教師やらコーチやら講師やらの暴力事件の発覚のニュースが多いです。平気で殴ったり蹴ったり、椅子に拘束する塾講師の話題もありました。

 私の学生時代でも何かやらかしたらひっぱたく先生はいましたよ。ただ、しっかり限度はわきまえていました。痛みもその授業中に引くくらいです。


 病院で診断書を書いてもらうような暴力を振るうって加減がおかしいですよ。地域性もあるのかなぁ? 


 そう言うニュースを見ると大抵コメントは賛否両論なのですが、どちらの意見にもうなずけたりして根の深さを感じます。ただ、理由はどうあれやりすぎはいかんと私は思いますねえ。


 さて、昨日は熊本の島に立っていた九州電力の高さ34.5mの鉄塔が倒壊したり、福岡のうどん店で天かすの自然発火が原因の火災が発生し店が全焼してしまったり、東京で生後2ヶ月の乳児にデコピンなどをして死なせたとして父親が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回は常識を疑うような若者のパフォーマンスの話題です。暴走するのはある種若者の特権ではありますけど、多くの無関係な人々に多大な迷惑をかけるのはよろしくありませんなぁ。


 2月下旬の夕方(※執筆時)京都大学近くの交差点「百万遍」(京都市左京区)の真ん中で若い男女数人がこたつを囲んで居座る姿が確認されました。怪我人は出ませんでしたが、京都府警は「重大事故につながる可能性があった」とカンカン。道路交通法違反(道路における禁止行為)容疑で捜査しています。


 百万遍は、鴨川の東を南北に走る幹線道路の東大路通と御所の北側を東西に走る今出川通が交わる交通量の多い交差点。名前は北東にある知恩寺の通称に由来し、周辺は京大の校舎などが建ち並んでいます。


 捜査関係者や目撃者によると、2月25日午後5時頃、百万遍交差点で「数人の若者が道の中央でこたつに入っている」と言う通報が、通行人などから寄せられたそうです。ヘルメットをかぶり、拡声機を手に演説する若者もいたのだとか。こたつには10分以上入っていたとみられ、上には鍋があったようです。


 駆け付けた府警下鴨署員が注意すると、こたつをリヤカーに積んで京大構内の方向へ立ち去りました。翌日夜にも同じ場所でこたつに入っているグループの通報がありましたが、署員が来る前にいなくなっていたのだとか。同25、26日は京大の2次試験(前期日程)の期間中です。


 下鴨署は「今回の行為に京大生が関わっているかは捜査中。命に関わる危険な行為で絶対にやめてほしい」とコメントしています。


 百万遍近辺は、大学紛争の時代には激しい火炎瓶闘争の舞台となり「無法地帯」と化した事もある場所なのだそうです。2005年には、立て看板などが並ぶ交差点角の石垣撤去を計画した大学側に反発し、学生らが石垣上にこたつ付きの露天カフェを設置して話題になった事もありました。


 あーこれ絶対京大生だわー。間違いないわー。京大生以外がやるはずないわー。

 学生がパフォーマンスする事自体は好きにすればいいと思いますけど、多くの一般人の迷惑になったらあかんやろ。やるなら大学の敷地内でやり給えよ。


 公道で、しかも交差点の真ん中でこたつでくつろぐって意味が分かりもはん。どうやら何か叫んでもいたそうですけど、多分それがこのパフォーマンスの目的なんでしょうけど、その一番大事な事は全く伝わってきませんし。


 京大って頭のいい人の集まりのはずなのに、どこか一本ネジが外れてますよね。それがいい部分もありますけど、そうでない部分も過去から多く引き継がれていて、そこは残念に思います。学生達も大学で生活していく内にそう言う色に染まっていってしまうのでしょうね。

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