な、なんだってー!

 今朝は朝から雨でしっとり落ち着いておりますね。週間予報を見ると月曜日には寒さが戻ってくる予定のようです。三寒四温といいますけど、そうやってゆっくりと季節は巡っていくのでしょう。まだ2月ですし。って言うか三寒四温は3月に使うべき言葉だったかな。


 そう言えば今年のインフルエンザはタイプの違う3種類が同時に流行っているのだとか。これはとても珍しい事なのだそうです。外出する時は感染しないようにしないといけませんね。みなさんもどうかお気をつけくださいませ。


 昨日の一番の話題と言えば冬季オリンピックでしょうか。開催前は準備が間に合っていないと開催自体も危ぶまれたものでしたが、何とか間に合ってみたいで何よりですね。私はさほど興味がないので後で結果だけ見て選手を讃えようと思います。

 取り敢えず漏れ伝わってきた情報で気になったのは、選手入場でのトンガ選手の上半身裸入場とアトラクションで出てきた人面鳥でしょうか。文化の違いを実感しました。


 オリンピック以外では、調査によって国宝「懸守」の内部に、高さ3.3センチの仏像が納められていた事が分かったり、台湾地震で台湾が中国の支援を断っていたり、中国沖の海難事故で流出した重油がついに日本の近海に辿り着き、アオウミガメが窒息死、奄美大島などでは海岸に打ち寄せられた油の回収が始まっていたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは未来の危機についての話題です。現在日本に迫りくる危機と言えば、富士山の噴火に中央構造線に関わる大地震などがありますが、そんな未来の心配に新しい種がまたひとつ追加されてしまったようなのです。


 2月9日(※執筆時)、神戸大海洋底探査センターは鹿児島県の薩摩半島の南約50キロにある海底火山「鬼界カルデラ」(直径20キロ)に、世界最大級の溶岩ドーム(直径10キロ、高さ600メートル、体積32立方キロ超)を確認したと発表しました。採取した岩石などから、巨大カルデラ噴火を起こす大規模なマグマだまりが成長している可能性があるのだそうです。


 鬼界カルデラは南九州の縄文文化を消失させたとされる約7300年前の噴火で形成されたくぼ地です。同センターは昨年10月までの2年間に3回、同大大学院の練習船「深江丸」を用いてカルデラ内部の海底を調査し、その中にドーム状の地形がある事を確認していました。


 この地形から採取した岩石を分析したところ、鬼界カルデラ形成時の噴出物とは化学的特性が異なる事が判明したのだそうです。周辺の断層の調査で、内部が盛り上がったために出来たゆがみも見つかったのだとか。

 その結果、この地形が鬼界カルデラ形成以降の噴出で出来た溶岩ドームで、少なくとも体積は32立方キロにもなるそうです。


 ドームの上部では、熱水が噴出して煙のようにたなびく「熱水プルーム」も既に確認されており、直下で活発な火山活動が続いていると推測されています。


 同センターによると、体積40立方キロ以上のマグマを噴出する巨大カルデラ噴火は、日本列島で過去12万年間に10回発生。鬼界カルデラの噴火が最後とされているのだとか。

 センター長の巽好幸教授(マグマ学)は「日本列島で巨大カルデラ噴火が起きる確率は今後100年間に1%だが、最悪の場合、約1億人の犠牲者が出るとされる」と話し、噴火予測に向けてマグマだまりの可視化を目指す考えを示しています。


 ガラッ! 話は聞かせてもらった! 日本は滅亡する!


 と、言う訳でとんでもない爆弾が発見されてしまいましたね。怖や怖や……。

 しかし、爆発前にその兆候が判明したのはラッキーだったとも言えると思います。願わくば、実際に噴火が起きてしまう前にこの未来に起こる大惨事に対して何らかの対策方法が確立される事を――。


 このドームの研究にはジャニーズの滝沢秀明氏も積極的に関わっていて、今回も彼の採取した岩石が研究に大いに役立ったのだそうです。ま、番組のロケではありますけどね。TOKIOといい、ジャニーズはそっち方面の貢献もすごいですね。

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