ち、近寄らないで! それ以上動いたら舌を噛みます!
寒いです。雨です(※執筆時)。後5℃低かったらきっと雪だったのに残念ながら雨です。いや、逆に雨で良かったのです。何故なら南国の人間は雪道に不慣れだから。以前雪が積もった時、道を外れて田んぼに落ちている車を何台見た事か(汗)。雪は積もっているのを遠くで眺めるのでいいや。
さて、昨日は受験生のお守りで使っていた滑らない砂の中に発がん性物質が入っている事が発覚して配布が中止になっていたり、鹿児島県で市内の女子高生が刺され、自力で110番通報していたり、東京で30代の男が警察官を刃物で切って現行犯逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは物語でお馴染みのシチェーションを実際に行った人の話題です。今までただの脅しとしての効果しかないと思っていたのですが、実際に効果があるとは……認識を改めましたね。
1月6日(※執筆時)午後8時35分頃、札幌市中央区の札幌中央署留置施設で、勾留されていた男(55)が口から血を流して苦しんでいるのを署員が発見しました。
男は舌を切っており、救急搬送された病院で急性心不全のため死亡しました。同署によると舌の傷の程度は重いものではなく、病気による死亡だったそうです。
同署によると、男は札幌市内の店舗で無銭飲食をした詐欺容疑で昨年12月30日に現行犯逮捕されました。本人はアルコール依存症だと話し、顔や足にひっかいたような傷があったことから、常時監視していたのだそうです。
この日、就寝前にうめき声を上げたため、署員が確認したところ舌を噛んで出血していたと言う事です。
舌を噛んで人は死ぬんですね。実際に死ぬんですね。この人が死んだのは他に病気を患っていたからだそうですけど、何らかのきっかけにはなった可能性はあるかも知れません。逆に病気に苦しんだ結果として、舌を噛んでしまったと言うのが真相だったりもしそうです。
しかし何て悲しい最期なのでしょう。無銭飲食をしたばっかりに年明け早々に人生が終了してしまいました。とは言え、無銭飲食をしなかったらその後に餓死していたのかも知れませんし、どうにも出来なかったのかも……。
アルコール依存症の人は幻覚が見えたりして大変なのだそうですよね。依存症の人の描いた漫画を読んで知ったのですが、抜け出すのはとても難しいのだとか。恐ろしいですね。依存症まで行くとお酒も麻薬と変わらないですよ。怖い怖い。
事件の背後に見え隠れする淋しい事情。ただでさえ寒い冬の札幌。色々考えさせられるものがありますね。合掌。
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