犯人は……あなたです!

 あけましておめでとうございます。元旦はアクティブに動きましたが、翌日の今日(※執筆時)はその反動でのんびり通常営業です。お天気もよろしかったので、久々にお布団を干しましたよ。


 折角お正月なのでお正月っぽい話をひとつ。我が家ではおせちの習慣がないんです。なので、家元を離れている時におせちを初めて頂いた時はちょっと興奮しました。この時に栗きんとんを初めて食べたんです。美味しいですねぇ。

 栗きんとんっておせち以外じゃあんまり目にしないじゃないですか。だから強く印象に残ってるんだと思います。あれから栗きんとん食べてないな……。


 さて、昨日は大阪で未成年の自衛官が酒気帯び運転で捕まっていたり、岐阜県で通行止めを無視して山を登っていた車が土砂崩れに巻き込まれたり、長野県でスキーを楽しんでいた人達が道に迷って遭難したものの無事に救出されたりと、この他にも元旦から様々なニュースがありました。


 今回はお正月なのでお正月らしいニュースを取り上げたいと思います。日本のお正月には欠かせないアレの話題なんですな。


 1月1日(※執筆時)、東京消防庁は元日に餅をのどに詰まらせ、15人が救急搬送されたと発表しました。うち2人が死亡し、7人が心肺停止や意識不明の重体だそうです。


 同庁によると、管内で1日午後9時までに自宅で雑煮を食べるなどした55~90歳の男女15人が病院に運ばれました。80代が最も多い7人で、70代が4人、50代が2人、90代が2人でした。


 餅による窒息事故は毎年1月に集中しており、過去5年間、65歳以上が救急搬送者の約9割を占めているそうです。同庁は、餅は小さく切って急いでのみ込まないことや、乳幼児や高齢者の食事の様子を見守るよう促しています。

 また、餅を詰まらせた場合はすぐに119番通報し、意識がある時は胸や下あごを支えてうつむきにさせ、背中を強くたたいて吐き出させるよう呼びかけています。


 お餅ですよお餅! 高齢者のみなさん、お餅を食べる時はどうか気をつけてください! 飲むように食べちゃ駄目ですよ! おめでたい日はおめでたく過ごしてもらわないと。


 思うに普通にお餅を食べるなら工夫次第でそんなに喉につまらせる事もないと思うんです。1月にお餅による殺人事件が多発しているのは、そう、お雑煮です! お雑煮のお餅は長く伸びて喉につまらせやすいですよね。


 この事件を防ぐには高齢者用に小さいお雑煮用のお餅を作ればいいんじゃないかな。小さいお餅自体はすでにあるのかもですが。ま、雑煮に入れる時点で細かくすればいいんですけど。


 お餅って日本の代表的な食文化なのにいまいち海外に広まりませんよね。もしかしたらそれはこの喉に詰まる性質のせいなのかも知れません。サイレントキラーとも呼ばれたりしているそうです。美味しいのになあ。


 虎視眈々と御老体の命を狙うお餅ですが、愛好者に御老体が多いのも周知の事実です。どうか周りの人はお餅を最後の食事にしないようしっかり注意して欲しいと思います。

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