さ~て、今年の漢字は?

 う~、寒い寒い。とは言え、昨日より今日(※執筆時)は寒くもないかな。それに風も吹いていないしね。風が吹くと寒さは倍増するから、風がないなら多少の寒さは大丈夫です。って言うか室内でも風の音が聞こえると寒さを感じるのって何故なんだろう? マイナスのプラシーボ効果なのかな。精神の影響力すごい。


 さて、昨日は和歌山県で女子高生がイノシシにお尻を噛まれたり、青森県の海岸で北朝鮮からのものと思われる身元不明の遺体が流れ着いたり、三重県の林でまだ世界で二例目の幻の蜂が発見されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは今年の漢字の話題です。流行語大賞とかこれが発表されると年の瀬を感じますね。もう今年も残りあと僅かなんだなぁ……。


 その年の世相を漢字一文字で表す師走恒例の「今年の漢字」が12月12日に発表され、「北」に決まったそうです。この日午後2時過ぎ、京都・清水寺で森清範貫主が縦150センチ、横130センチの越前和紙に広島県産の熊野筆で力強く揮毫きごうしました。


 今年で23回目になる「今年の漢字」は、はがきやウェブサイトを通じた公募で決まります。12月12日の「漢字の日」に一年を振り返り、漢字一字に込められた奥深い意義を再認識する機会を持つ事を目的に始まりました。


 今年は15万3594票の応募があり、「北」が7104票。度重なる弾道ミサイルの発射や核実験の強行など「北」朝鮮の動向に脅威と不安を感じた年であり、トランプ米大統領来日時の「北」朝鮮による拉致被害者家族との面談で、日本国民が「北」朝鮮拉致問題を再認識した1年でした。


 また、九州「北」部では記録的豪雨により甚大な被害が発生したほか、「北」海道産ジャガイモの供給が滞った事によりポテトチップスが一時販売休止に。更に球界では大谷翔平選手の大リーグへの移籍や、早稲田実業高校の清宮幸太郎選手の入団など「北」海道日本ハムファイターズに注目が集まり、競馬界では「キタ」サンブラックが現役最強馬として大活躍したなどが理由に上がったようです。


 今年は「北」だそうですよ。正直、今この文字を見ると私は北朝鮮しかイメージ出来ません。数々のミサイル打ち上げもそうですけど、やはり気になるのは最近の漂流木造船問題。

 報道され始めたのは今年からですけど、海上保安庁によれば以前からこう言う事はあったらしいのです、件数は少なかったみたいですけど。今でも報道され続けているこの問題、どうにも不気味で怖いですよね。


 今年の漢字は流行語大賞と違って審査員が決めるものではないので、作為的な感じがしなくていいですよね。流行語大賞はもう素直な目で見る事が出来ません。昔、芸人の言葉が選ばれていた頃はうふふと軽く楽しめていたものですが。


 今年はみんな北を意識していたのですね。北朝鮮以外の話題もこじつけっぽいところもありましたけど、大体は納得出来ましたし。ポテトチップスの危機とかは私も記憶に残ってますよ!


 気が早いですが、来年はどんな言葉が選ばれるのでしょうね。世相は段々きな臭くなってきていますけど、出来ればどうか明るい言葉が世の中を席巻して欲しいなと願います。

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