スキマニュース日記

隠蔽失敗ッ！

　台風が過ぎ去ると快晴になる……そんな風に考えていた時期が私にもありました。ところが、昨日も今日も空には厚い雲が……。意外と晴れないのはこの時期だからでしょうか。朝からすっかり晴れた秋晴れの空を早く見上げたいものです。早くしないと冬になっちゃうよ。ちなみに私の冬の定義は１２月から３月です。

　さて、昨日は和歌山県のレジャー施設でイルカショーが外国人に妨害されたり、大阪でフジテレビ社員がタクシーを降りる際に暴行事件を起こしていたり、兵庫県でＪＡ直営レストランがメニューの偽装をしていたのが発覚したりと様々なニュースがありました。

　今回メインで取り上げるニュースはどれにしようかと結構悩んだのですが、脳内会議の結果、僅差でこのニュースが選ばれました。それは事件を隠蔽しようとして失敗した話です。

　１０月２３日(※執筆時)、埼玉県警は勤務先の中学校で女子生徒の着替えを盗撮した埼玉県入間市立中学の男性教諭が逮捕された事件を巡り、同校の校長と教頭が盗撮を隠蔽（いんぺい）しようと証拠隠滅と犯人隠避をしたとの疑いで、さいたま地検川越支部に書類送検しました。

　少年捜査課によると、校長は昨年５月２７日、教諭が盗撮した動画をビデオカメラのハードディスクから削除させた疑いがあります。また教頭と共に、盗撮を知りながら警察に届けなかった疑いも持たれているそうです。

　２人は「口外しなければ公になる事はないと思った。教諭に辞められると学校への負担が大きくなると思った」などと容疑を認めているそうです。

　県教委は２３日に教諭を免職、校長を停職６カ月、教頭を減給１０分の１（３カ月）とする懲戒処分を発表。校長の辞職願を同日付で承認しました。

　県警は今年５～６月に教諭を児童買春・児童ポルノ禁止法違反容疑で２回逮捕していましたが、同地検支部は両容疑について不起訴処分にしています。処分の内容や理由は明らかにしていません。

　学校と警察は本当に隠蔽体質ですよね。学校側としては教師の不祥事を隠して学校の評判を下げないようにしようともしていたのでしょう。

　学校側が配慮するくらいだからこのエロ教師、有能でもあったのでしょうね。

　全国の学校でも隠し通せるレベルの小さな不祥事はこうして隠蔽されていそうです。真相が闇の中なのでただの想像ですけど。有り得そうな話ではありますよね。

　いじめを隠蔽したり、教師の暴力を隠蔽したり、学校の治外法権は今に始まった事ではありませんし。

　最近の教師関係の話題と言えば、部活動などの教師の負担、やたらと増えた書類仕事……。モンスターな親は抗議してくるし、子供はますます生意気になるし……。昔は教師って楽なお仕事ってイメージがありましたけど、いつの間にかすっかりブラックに染まりましたね。そりゃあストレスも溜まりますわ。

　先生って子供を教える立場なのですから、胸を張った仕事をして欲しいと思います。教科書以外に何を教えるのか、そこがあるかないかで将来の子供達の生き方も変わってくるのではないかと思いますので。

　現在教職員をしている皆さんには是非とも自信と誇りを持って子供達と接して欲しいですね。