もしもし、警察の方から来ました
どうやら雨雲が近付いているみたいで、今日(※執筆時)はちょっと蒸し暑いです。蒸し暑いとアレですね、変に疲れますね。それでも明日以降は雨の予報なので、降らずにまた晴れてしまうよりは我慢も出来ます。
今、地元のダムの貯水率がヤバイんですよー。どんどん降るだけ降って水不足の不安から解き放って欲しいです。水は命の母ですからね。
昨日(※執筆時)の一番の話題と言えば陸上100mで初の9秒台を出した桐生祥秀選手の話題ではないでしょうか? 私は日本人選手が9秒台を出す日は来ないと思っていたので素直に驚きました。やれば出来るんですね。感動した!
さて、今回は裏の裏をかかれたと言う話題です。詐欺師は詐欺の手口が広まるとすぐに別の手を考えて対抗しますが、今回もまた新たな作戦を考えたようです。
オレオレ詐欺の電話を一度は見破った埼玉県春日部市の女性(83)が、その直後に「犯人を捕まえるために捜査に協力して欲しい」と求めてきた警察官を装う電話を信じ、現金100万円を騙し取られてしまったそうです。
県警春日部署は、詐欺の電話に気付いた人に騙された振りをしてもらう「だまされたふり作戦」を逆手に取った新たな手口とみて調べています。
同署によると、9月6日(※執筆時)、女性宅に甥を名乗る男から「車の事故に遭った」と電話があったそうです。女性は本人と連絡を取り、詐欺だと気付きます。
ところが、今度は警察官を名乗る男から電話があり、女性が詐欺の電話があったと伝えると、男は「それは詐欺です。お金を取りに来る犯人を捕まえるので100万円を渡してください」と要請。
女性はその言葉を信じ、騙された振りをして自宅前に現れたスーツ姿の男に100万円入りの封筒を手渡し、その後、「犯人を逮捕しました。お金を返します」と電話を受けたそうです。
しかし、それから男とは連絡が取れなくなり、この時になってようやく女性は全てが嘘だと気付きました。
二つの電話は同じグループによる可能性が高いとの事です。同署によると、警察が行う本物のだまされたふり作戦では通常、模造紙幣を使ってもらっているのだとか。
うーん、まさにいたちごっこ。素直なおばあちゃんなら警察からの電話と言われたらつい信じてしまうのも仕方のない事なのかも知れません。冷静に考えたらおかしい事に気付くと思うのですが、人はいつも冷静とは限りません。そこをうまく突かれた格好ですよね。
大体、現金を受け取りに自宅前にスーツ男が現れたって言うのが今までと違います。それまでは銀行なりコンビニなりのATMで振り込ませていましたから。
その方式だと怪しまれるとついに自宅にやってくるようになったと言う事なのでしょうか? これは事前に綿密にリサーチしていた事が伺えます。詐欺グループに家の住所まで知られているって怖っ!
大体、警察が能動的に電話をかけてくる事自体が有り得ないんですよね。もしそこに気付けていたなら、きっと結果は違っていた事でしょう。警察を名乗る人は警察官に違いないと言う思い込みが今回の悲劇を生み出してしまいました。気を付けないといけませんね。世の中には平気で嘘を付ける人がいるんです。
きっとこの手口が広まると、また新たな手法を詐欺師は思いつくのでしょう。仕事熱心と言うか、何と言うか……彼らも生活がかかっていますしねぇ……。
こう言う話は自分の身の回りに被害が及ぶまでは他人事のような感覚でも、いつ世間話で済まなくなるか分かりません。この手のニュースは当事者感覚で受け取って、常に情報を最新情報に書き換えて対処していきたいものです。
今の御時世、疑り深くないと損をしてしまいます。本当に嫌な世の中ですね……。
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