うっかり教授の架空講義
それにしても、もうすーっかり秋の陽気になってしまいましたね。まだ9月に入ってすぐなのに。9月になるまで残暑が厳しかったのに。こちらでは朝晩が寒くなってきたのもあって布団を真面目にかぶるようになりました。そんな感じなので簾も風鈴もしまいましたよ。何だか時期外れ感を急に感じまして。毎年の光景なんですけどね。
地元はこんな感じなんですが、北海道とか最低気温が既に2.7℃を記録したところもあるのだとか。私は気温を最高気温でイメージ判断しているのでこの結果にピンときません。なので天気予報サイトで確認すると9月3日(※執筆時)の網走が最高気温15℃なのだとか。最低気温も12℃なので今日の北海道は比較的まだ暖かいようです。
とは言え、15℃と言えば愛媛県で言う12月上旬の気温。やっぱり北海道は試される大地ですね。
さて、今回のニュースはお偉い大学教授様の話です。彼らは最高学府の先生方ですから知の巨人のイメージがありますが、意外と人間味に溢れていらっしゃるようです。
9月1日(※執筆時)長崎県立大学は、教授3人が大学院で2016年度後期に「生活習慣病予防論」の授業全8回を1回も開かずに、履修登録していた学生5人の単位を認定していたと発表しました。
同日付で、授業の主担当教員でありながら虚偽の成績評価をした責任者の50代男性教授を停職1カ月の懲戒処分、残り2人の男性教授を訓告処分にしたそうです。
50代の教授は、複数の教授で講義を分担する同予防論を担当したのが初めてだったようです。2教授が授業を催促しても「その内やります」と答え続け、そのまま期間が終了してしまいます。
その後、教務グループから5人の成績を提出するよう求められた為、他の授業を参考に評価していたそうです。
その後、受講していない別の学生が「授業をしていない」と教務グループに届け出て事実が発覚し、虚偽の成績は取り消されます。問題の50代の教授は「日程調整や実習準備などに手間取って授業が出来なかった。申し訳ない」と話しているそうです。
授業を受けられなかった5人は、今年4~5月に実際に授業をして単位を取得したようです。めでたしめでたし。
それにしても授業をしなくてもお給料が貰えるって、大学教授って言うのは素晴らしい職業ですね。これ、学校側が気付いて処分するならまだ分かるんですが、まさかの学生側からの指摘で発覚とか。同僚の教授達は身内をかばっていたんでしょうか? ちょっと情けないですね。
何か不都合が起こって証拠隠滅するのはそう言う場面に遭遇したら誰もがやってしまいがちではありますけど、その反応と言い、証拠隠滅の方法と言い、まるで学生のようですね。毎日学生と向き合っていると学生気分が抜け切らないのでしょうか。ま、こう言う教授ばかりではないとは思いますが。
ネットコメントを見ると国立大学の方がチェックがゆるく、おかしな教授も多いらしい事が伺えました。大学に名物教授はつきものですけど、授業は真面目にして欲しいものですよね。流石に学生同様にゆるいのはちょっとね。
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