新種発見!
毎日何気なく過ぎていく日々ですが、皆さんいかがお過ごしでございましょうか?
学生さん達も夏休みに入ったのでお約束ですが、この時期定番のご挨拶をさせて頂きたいと思います。
暑中お見舞申し上げます。毎日暑い日々が続きますが、どうか皆様暑さに負けない様お過ごしくださいませ。
と、言う訳で暑い日々を過ごしく過ごすには涼しい部屋で過ごすのが一番ですよね。ネコは一番涼しい場所を知っていますが、この時期は家の玄関でくつろいでいる事が多いのだそうです。流石に人間は玄関でじゃくつろげません、残念。
暑い日にはどこか涼しい場所にお出かけと言うのも手ではありますね。映画でもいいですし、ショッピングでもいいでしょう。その中で一番涼しげな場所と言えばやはり水族館ではないでしょうか。水の中を泳ぐ魚達を見るとそれだけで見た目から涼し気な気持ちになってきます。やっぱり夏は水族館ですね~。
そんな訳で今回はそんな水にまつわるちょっと興味深い話題です。
広島大や東京大、豪マードック大などの国際共同研究チームがマンボウの仲間の新種を発見しました。この新種はオーストラリア沖などの南半球に生息しています。
他のマンボウ類にまぎれて、その存在が長らくベールに覆われていた事にちなんで「カクレマンボウ」と名付けられました。動物分類学の国際誌に論文が掲載されています。
マンボウ属の魚は日本近海にも生息し、「マンボウ」と「ウシマンボウ」の2種が知られています。マンボウは、尾びれのように見える「舵びれ」に複数のへこみがあり、全体として波打つような形をしています。また、ウシマンボウは舵びれが波打たないなどの特徴があります。
一方、今回新種として報告されたカクレマンボウは、舵びれの中央付近に一つだけへこみがあるのが特徴なのだそうです。
マンボウはフグの仲間で、大きなものは全長が3メートルを超すことが知られています。カクレマンボウもその例に漏れず、全長が最大で約2・4メートルに達する個体もあったそうです。
海は地球に残された最後のフロンティアと言う言葉もありますが、この現代でまだ新種が見つかるんですね。素晴らしい話です。
新種って言ってもその種が最近生まれたものって訳じゃなくて最近判別出来るようになったと言うだけなので言葉の意味的にはアレなのですが……(汗)。
マンボウって豆腐メンタルの代名詞みたいなイメージじゃないですか。アレも実は作られたイメージっぽいですね。数あるマンボウ逸話、正しいのも多いのでしょうけど間違っているのも多いらしいです。ま、あの逸話の通りのメンタルならもうとっくに絶滅してもおかしくはないですよね。
私がマンボウの事を知ったのは小学生の頃の学習漫画でしたが、その頃のマンボウのイメージは一度に産む卵の数がとんでもないと言うものでしたね。
確か一度に約3億個の卵を産むんじゃなかったかな。それだけ多く卵を産まないと生き残れない、2億数千万以上の個体は成長するまでに食べられてしまう。自然界の厳しさがたったひとつの数字で理解出来ます。
それだけマンボウが生きるのが下手だって言う事でもあるのですが……(汗)。
ぬぼーっとしたイメージのマンボウですが、私は結構好きです。このユーモラスなお魚、ふぐの仲間だったのですね。ふぐの仲間だけどそんなに美味しくはないのだとか。食べる事は出来るそうですけどね。
マンボウが美味しかったらきっと人間に食べつくされていた事でしょう。まずくて良かったです。
海の世界にはまだまだ私達の知らない事がたくさんあるのでしょう。こう言う話を目にするとロマンを掻き立てられますね。
そうして環境の変化は海の中でも起こっています。どうか多くの種族がその変化に上手く対応して生き延びていけますようにと願います。
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