先生な、先生も人間なんだ
昨日(※執筆時)極端な天気について記事にしたら、その日の夕方くらいに東京でも異常な天候になったようですね。沢山の雹が降った映像をネットで見かけて正直恐怖を覚えました。この風景が今後当たり前になって、更に凶暴化して行くのだとしたら……。
いや、怖い話は止めましょう。きっとアレです、こんな異常はきっとこれっきりですよ! うん、きっとそうです!(汗)。
そんな異常続きな日本列島ですが、地元が平穏過ぎて異常な天気や地震等がニュースで騒がれてもどこか他人事のように感じている自分がいます。これはまずいですね。いざ地元で異変が起こったら確実に逃げ遅れる自信がありますよ。まずは想像力を鍛えなくちゃ。
さて、話が変わりますが、昨日はとんでもない先生の話題がありました。先生と言えば最近は鬱になる人も多く、辛い職業のひとつという認識が出来上がりつつあるみたいですね。昔は憧れの職業のひとつだった時代もあると言うのにどうしてこうなった……。
7月18日(※執筆時)、埼玉県の所沢市教育委員会は同市立山口小学校の男性教諭が、担任するクラスの4年生男子児童に「窓から飛び降りなさい」「明日からは来るな」などと迫っていたと発表しました。男性教諭と同校長は事実関係を認め、保護者らに謝罪していると言います。市教委はさらに調べる方針だそうです。
市教委によると、男性教諭は12日、クラス全員の前で男子児童を指導する際に「窓から飛び降りなさい」などと迫った他、全34人のクラスに「明日からは33人でやっていこう」と発言したと言います。
市教委は「誠に遺憾」としています。学校側は、男性教諭と児童を今週金曜日の終業式まで、接触させない措置をとったそうです。同小は18日、全校児童に説明する他、「心のアンケート」を実施し、全児童への心のケアを行う予定です。
この報道だけを見ると酷い先生もいたものだなあと感じますよね。私も最初はそう思いました。他の報道によると問題の児童の背中を蹴ったらしいとも言われています。
ただ、こう言う扱いをされた児童はどうだったのか。先生だけが一方的に悪いのか。この報道ではそちらの事情が全く伝わって来ません。
実際、問題のない児童にそう言う言葉を投げかける先生はまずいませんよね。そこから逆算して想像すると言われた児童もかなりの問題児だったと想像出来ます。
案の定、この報道に対して生徒側からの先生擁護の発言がネットから出ています。それが正しいかどうかは今の所何とも言えません。
しかし、そう言う可能性もあると言う事は否定出来ないのではないかと思います。
飛び降りろ発言は、言われたら何でもするのか、なら先生が飛び降りと言ったらするのか。と言う文脈だったそうですし、クラス33人と言うのも、ちゃんとするまではクラスの一員とは認めませんみたいな文脈だったのだとか。
注意する言葉としてはそこまでおかしくはないですよね。勿論この言葉を信じれば、の話ですが。
そもそも背中を蹴ったのを先生が認めている以上(勿論そこにも発表出来ない何らかの経緯があった可能性はあります)先生は100%悪くないとは言えないとは思います。
先生側と児童側で意見の食い違いは当然だと思うので、どちらかの視点に偏らない見方が重要でしょうね。
この件に関して先生擁護側の人の中にマスコミの偏向報道だと騒ぐ方もいらっしゃいましたが、これは教育委員会の発表をそのまま流しているだけなので、マスコミはそこまで責任はない気がします。今回の件で追求されるべき問題があるとすれば、それは教育委員会なのですね。
とは言え、教育委員会は正しく先生の言葉を伝えたのにマスコミが意図的に切り取って報道していたのなら、マスコミの悪意を非難しなくてはいけませんけど。
モンスターペアレント問題が騒がれるようになって先生の立場は本当に弱くなっています。話を聞かない生徒に対してどう対処すればいいのか。先生にとってこの問題は永遠の課題なのかも知れませんね。
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