誰も見ていないし、ちょっとくらいならいいよね?

 夏アニメも続々と始まりましたが(※執筆時)、中でもメイドインアビスの完成度の高さが頭ひとつ抜けていますね。力を入れているアニメは覇権の法則通りにきっと高評価を得る事と思います。

 そう言う意味でもけものフレンズはすごかった。放送前、放送後3話目くらいまであの作品がここまでブレイクすると思った人はいなかった事でしょう。


 夏アニメでもゲームアプリ原作のアニメがありましたけど、不思議な作風で戸惑いました。この作品、18ifは今期アニメの台風の目になるか、ちょっと注目ですね。


 終わりそうで終わらない梅雨は今日(※執筆時)もまた空一面に重い雲を泳がせています。大雨被害の九州方面はまだ雨に濡れているのでしょうか。そろそろ止んで欲しいところですね。


 さて、話は変わりますが、みなさんは看板に注意書きがされてあったら守る方ですか? 多くの人はきっちり守ると思うのですが、そうでない人達の行為が今大きくクローズアップされています。


 その場所は京都・鴨川の三条大橋付近です。7月7日(※執筆時)に設置されたばかりの「ポイ捨て禁止」の看板の周りに、8日朝、空き缶やカップ麺の容器など多数のごみが捨てられているのが見つかったのです。

 看板を設置した「鴨川を美しくする会」の杉江貞昭事務局長は「自分の家の前やったらどうするんや。同じ人間として情けない」と憤っています。


 三条大橋周辺では、近年ごみのポイ捨てが問題化。看板には「ポイ捨ては犯罪です!」と日中韓英の4カ国語で書かれています。7日のお披露目式には山田啓二知事も参加し、市民ら約130人が夕方、清掃したばかりでした。


 京都市まち美化推進課によると、三条大橋周辺でポイ捨てが深刻化し始めたのは昨年の7月頃からだそうです。週末の夜に鴨川の河川敷で宴会をした人達が、ビールの空き缶や酒瓶のほか、菓子の袋、弁当の容器などが入ったポリ袋などを捨てるケースが目立つと言う話です。

 このポイ捨て、秋頃には一旦減ったものの、今年の5月頃から再び増え出したとの事。


 土日は行政の清掃が入らない為、放置された大量のごみをカラスがあさり、月曜の朝には散乱した状態になるそうです。同課は「これまでも啓発看板を設置するなどしてきたが、抜本的な解決に至っていない」と対策を検討しています。


 京都のような歴史のある都市で、突然ゴミ捨て問題が発生したと言うのも奇妙な話です。ずっと昔からごみ問題に悩んでいた、と言うのなら分かりますけど。この時期に何か特別な事があったのでしょうか? 少なくとも地元の人ではないでしょうね。


 海外の人がやらかしたにしても、京都ほどの国際観光都市はそれ以前から海外の人は訪れていましたし、それまでは問題なかった訳ですしね。そこまで考えるとゴミ捨てする人は特定の極一部の人達なのかな? と言う気もします。


 きっとこれは割れ窓理論なのでしょう。そう、誰かがやっていると自分の便乗してしまう真理。そう考えるとこのポイ捨て騒動、意外と国内の旅行者がその引き金なのかも知れません。

 旅の恥はかき捨てと言う言葉がありますけど、これはよろしくありませんね。立つ鳥跡を濁さずです。日本人のモラルどこ行った。って、まだ断定するのは早いですけど。


 この問題の解決策ですけど、私は監視カメラの設置が有効だと思います。海外の立ちション防止策としてその場所を動画撮影してそのままYouTubeに流すって対策を取っている所がありましたけど、同じ事をすればいいんです。

 24時間看板の周りを撮影して動画で流す。周りの目があると知れば悪さって出来ないものですからね。勿論ゴミ捨てをする人がいればそのカメラ映像が証拠になるんですよ。いいアイディアでしょ。


 看板を立てた所でゴミを捨てる人はそんなの気にしません。それが悪い事なんて最初から百も承知なんですから。大事なのは見られていると言う意識を持たせる事。

 昔の日本人はいい事を言っていましたよね。『お天道さまが見ている』と。あの意識を持っていたからモラルが身についたのだと思います。

 今こそ、見られているからちゃんとしようと言う意識を。そのゴミ捨て、みんな見ていますよ。壁に耳あり障子に目ありですよ。

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