ヒャッハー!

 ええまあ梅雨でございます(※執筆時)。梅雨なので雨ですね。降ったり止んだりして安定しないので出歩く時は雨具が手放せません。傘、持って出かけた人はどうか忘れませんように。そうして途中で何処かに寄った時に傘を盗まれませんように。


 日本人のモラルの話題で傘の扱われ方はよく話題になりますね。傘と自転車、この2つは油断するとすぐに盗まれる物の代表です。こう言うのが盗まれなくなった時、治安が安定していると言えるのかも知れません。


 治安が悪くなるとおちおち外も安心して歩けませんよね。更に悪化するともしかしたらこう言う光景が当たり前になってしまうかも知れません……。そう、それはまるで救世主を求める世紀末の世界のような――。


 6月27日(※執筆時)、大阪府警西堺署は男性に火を付けた殺人未遂容疑で、交際相手の無職の女を逮捕しました。「消毒液を掛けたら引火した。殺すつもりはなかった」などと容疑を否認していると言います。

 この事件とは先日の堺市西区の電器店に火だるまの男性が駆け込んできた事件で、同署は責任能力の有無も含め、現在詳しい経緯を調べています。


 同署によると、男性は全身やけどで意識不明と言い、身元確認を急いでいるそうです。この時、車で現場を走り去る不審な女が目撃され、近くで運転席が焦げた車も発見されました。同署が行方を捜していたところ、26日夜に女が出頭して来たのだそうです。


 女は男性が浮気をした事で車内で口論になったと説明。「汚れた体を消毒するため、用意したエタノールを振り掛けた。男性がたばこを吸おうとライターを使ったら引火して燃え上がった」などと話しているそうです。


 この容疑者の話を目にした私の頭に最初に思い浮かんだのが北斗の拳のイメージでした。モヒカンの集団が火炎放射器を持って村を襲う例のアレです。きっと汚物を消毒しようとしたのでしょう。


 浮気が原因とは言え、そこでそう言う行動をしてしまうのは、まともな精神状態ではなかったと思われます。まだ刃物を持ち出されなかっただけマシなのかも知れませんが……(汗)。ただ、これがタバコを普段からよく吸う被害者の性格を見越した上での行為だったとしたら――。


 出頭して来たのは逃げ切れないと踏んだのか、それとも自責の念に駆られたのか……どうか良心の発露であったと願いたいものですね。 


 人の心を裏切るのはよくありません。もし結果的にでもそうなってしまったのなら、相手を刺激させないように穏便に、低姿勢でとにかく怒らせないように謝罪と説明をするのが大事だと思います。人の心は見えないから難しいですね。

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