ホストにメロメロ
GWが始まりました(※執筆時)。今日はとてもいい天気で幸先が宜しいですナ。
こんな日は物騒な事件とか起きないで欲しいものですが、事件は日付を選んでくれないので注意が必要です。今のところ世間が大騒ぎするような大事件は起こっていないようですが、今後もそう言う事件が起きない事を願うばかりです。
さて、昨日はおまわりさんがお手柄なニュースをネタにしました。捜査方法に若干疑問符はつきますが……(汗)。今回はそれとは全く正反対な事件をネタにしたいと思います。
4月28日(※執筆時)、神奈川県警はホストクラブに通う為に旅行積立金154万円を着服したとして、女性巡査を停職3月の処分としました。巡査は同日付で退職したそうです。
県警は親が全額弁済した事などから、立件は見送る方針なのだとか。巡査は「みんなのお金に手を付け、本当に申し訳ない」と話しています。
流石身内に甘い警察機構です。弁済したらお咎めなし……身内以外ではそれで許さない癖に。こう言う体質は全然変わりませんねぇ。それにしても親も災難な事で。
ただ、更生の為には肩代わりで弁済せずに罪を認めさせた方が良かったのかもとも思います。世間体もあるし、表沙汰にならないならそれに越した事とはないのでしょうけど。
県警監察官室によると、巡査は同課15人分の旅行積立金を管理していましたが、昨年10月頃から今年2月までの間、6回にわたり口座から計90万円を勝手に引き出したほか、預かった現金を入金しないなど計約154万円を着服。「返金すれば大丈夫」とホストクラブ代に充てていたそうです。
こう言う考えをする人って警察に向いていない気がします。今回の事がもしバレなくても、いずれはもっと大きな事をやらかしてしまっていた事でしょう。自制心は大事ですよね。それが警察官ともなれば尚更です。
巡査は2015年11月に高校の同級生に誘われたのを機に、東京都新宿区内の4~5店を月2~3回、多い月は十数回訪れていたのだそうです。
そこで特定のホストに入れ込み、これまで計60回ほど通ったといい、カードローン約500万円、ホストクラブの売掛金50万円の借金があったのだとか。
ホストクラブ関係のトラブルと言えばつい最近でも坂口杏里さんがやらかしていましたね。あの事件の被害額3万円ですよ。3万円でも被害と言えば被害ですが……。
それにしてもホストクラブ、恐ろしいところですね。真面目な女性巡査の心も溶かしてしまうとは……。カードローン500万円、そこまで行く前に気付かなかったのでしょうか……。男性に免疫がなくて暴走してしまったのかも知れません。
きっとホスト側はそれを見抜いて巧みにお金を使わせたのでしょうね。都会は恐ろしいところですじゃ……。
この先の彼女は大丈夫でしょうか?親が大金をポンと出せた事からお嬢様かも知れませんけど、かなり無理をして捻出したのかも知れませんし。
これでホストと縁が切れたのならいいのですが……。あんまり痛い思いをしていないから、ほとぼりが冷めたら――。そんな気もしてしまいます。ホストに誘った友人がまた誘ってくる可能性もありますよね。どうかこれ以上道を踏み外しませんように。
おまわりさんだって人間です。ミスもすれば魔が差す事もあるでしょう。身内に甘い体質が組織内の犯罪をさせやすくしている可能性だってあります。特に今回の事件が起こったのは不祥事の多い神奈川県警ですし。これで評判がまたひとつ悪くなりましたねぇ。
真面目なおまわりさんも多いと思いますが、どうかそう言う人の足を引っ張るような事はしないで欲しいものです。いざとなったらやっぱり頼りになるのはおまわりさんしかいませんからね。
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