浦島太郎の帰還<終わらないエンドロール2>

作者 来冬 邦子

38

14人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★ Very Good!!

童話をベースにSFチックなアレンジを施した作品。他にも似た趣向の作品が有るので、読んでみようと思う。
それは然ておき肝心の本作品だが、一言で言うと、非常に素直。
ネタバレ回避のため詳しくは書けないが、アレがアレだとすると、その後の展開は女性次第となる設定だ。主人公は浦島太郎=男だが、穿った見方をすると、これは女に翻弄された男の物語でもある。ペンネームから推察するに、作者は女性だろう。
ストーリー展開も素直だが、そう言う意味で素直な作品。作者は”男を手玉に取る女”か?
星の数は、短編にはMAX2つが信条だからです。

★★★ Excellent!!!

夢中で読みました!

童話ならではの優しい語り口や美しい表現にうっとりしたり、「そう来るか!」というアイディアに思わず前のめりになったり、ちょうどいいところで挟まれる笑いにニヤける口元をおさえたり…!
(後半はもう手が口から離れませんでした)

いやいや、これは卓越したテクニックを持つ書き手の仕事ですよ。
誰もが知る昔話を、現代に合う皮肉をまじえて、美しい文章で、しかも、童話の形に落としこむなんて…。

ほかにもシリーズがあるようなので、楽しみに読みたいです!

★★ Very Good!!

浦島伝説。
これを調べ始めるともうえらいことになって、「はっはー、昔話侮れず」となるのですが、新たなる一説がここに。

大昔、いや昔話レベルの大昔ではなくて、私にとっての大昔。
端的に言えば三十年ほど前。
『竜の柩』なる本があり、それが既知の事実紐解きものとして、ぞくぞくする楽しさを教えてくれました。
そんな類の、腑に落ち感を手軽に楽しめるお話です。

あらすじにある「甲羅の隙間からインカム」
これにピクンときた方は、きっと満足する出来栄えです。

★★★ Excellent!!!

みんなお馴染みのむかし話に、まさかの最新機器が登場⁉︎

玉手箱…なるほど、そうきたか!どうりで煙がでる訳だ。

そして竜宮城では3日しか過ごしていない筈の太郎が、なぜ300年もの時を…と、言う元来からの設定の、作者が考えた『たね明かし』がまた面白い。

むかし話に最新機器を登場させ、さらにユーモアとほっこりする幸せな結末。和風ディズニーと呼ぶに相応しい作品だと思います。

★★★ Excellent!!!

浦島太郎は宇宙に行ったとか、亀はタイムマシンだとか、ウラシマ効果だとか、SF作品には切っても切れない昔話の王道、浦島太郎に、新たな説が!
玉手箱にはそんな機能があったとは。

亀さんの愛らしいキャラクターと、がきんちょらしい子供達の掛け合いが魅力的です。

浦島太郎はほんとうになんだったのでしょうね。永遠のロマンです。

★★★ Excellent!!!

浦島太郎という物語へのモヤモヤを斜めに吹き飛ばしてくれました!相変わらず情景描写が美しい。日本茶を飲みながら読みたい作品