設定
設定資料集_第四章終了時点
第四章終了時点で明らかになっている設定資料集です。
話数が増えて設定や世界観が把握しきれない方のために公開します。
多少未描写なものもあり、ネタバレを含む可能性がありますのでご注意ください。
また、ここに書かれている内容は作者の都合で変更する可能性がありますのでご容赦ください。
◆人物設定
■インクブル
性別 : 男
年齢 : ?
髪 : 黒
身体的特徴 : 右腕が壊死状態。
レベル : B-94
職業 : 戦士
能力 :
取り立てて特別なスキルや能力は有していないが、持ち前の戦闘技能だけで十分に強力。
暴走状態になると神器から質量を持つ光が放たれ武器になる。
人物設定 :
良くも悪くも魔人らしくない魔人。
血の盟約のランクは低く、ポテンシャルも劣等。
そんな自分から変わりたいという一心で、奴隷として売られていたシラヌイを身請けする。以降はシラヌイと愛し合い夫婦となり、子供を儲ける。
しかしそれにより人類にレベルシステムを広めてしまうきっかけを作ってしまい、魔族から命を狙われることになりシラヌイと共に逃亡生活に身を投じる。
シュティーア遺跡で神器の適格者として選ばれ、迷宮の番人へと生まれ変わる。
劣等なポテンシャルにも関わらず、夥しい戦闘経験の果てに超人的な戦闘センスを手に入れる。
■リュドミラ
性別 : 女
年齢 : ?
髪 : 赤黒いショートヘア
レベル : S-73
職業 : マジックモンク
能力 :
魔力弾。手に魔力を込めて撃ち出すというシンプルな攻撃。
黒魔導士が好んで使うが、リュドミラはそれを打撃命中時に発動して打撃の威力を増大させるという戦法を用いる。
人物設定 :
魔人の中ではまだ若い女性だが、一介の魔人としては十分な戦闘力を有する。
魔族であることに強い誇りを抱いており、魔族の栄光のためには喜んで身を捧げる強い覚悟を持っている。
カルマディエからの命令を遂行すべくパンダの命を狙うが、パンダが四代目魔王である可能性に気付き、迷宮の一件が終わった後も葛藤が続く。
■シェンフェル
性別 : 男
年齢 : ?
髪 : 黒の長髪
レベル : S-56
職業 : 黒魔導士
能力 :
攻撃的なスキルを使うことが多い魔人の中では珍しく、補助系の魔法に高い適性を持つ。
自身のみを対象にする補助が多い魔人には珍しい適性のためリュドミラも高く評価している。
攻撃系の魔法も覚えられないことはないが、補助役としての適性に特化することを選びビルドを徹底させている。
人物設定 :
まだ幼い少年でありながら56レベルを誇る優秀な黒魔導士。
リュドミラにその有用性を見出され、数回の盟約移動を行い、最終的にリュドミラを盟約主とするランクまで盟約を高めた若きホープ。
無口で無表情ではあるが仲間意識は強く、戦闘では徹底して援護に回る。
メタな裏話ではあるが、ディミトリが赤い糸を発動した時点でシェンフェルの探知魔法の出番は終わり、そのためプロットの段階では彼はディミトリによって殺される予定だった。
だが作者の中でリュドミラとシェンフェルのおねショタ妄想が捗ってしまうという予想外の事態が発生したことで、奇跡の生還を果たす。
最後のインクブル戦の段階では既に死亡している予定だったためインクブルに狙われることもなく、無傷で最終戦を終えるという偉業を達成。今後の『リュドミラのパートナー』という地位を確立する。おめでとう。
■ディミトリ
性別 : 男
年齢 : 34
髪 : 黒髪
身体的特徴 : 伊達眼鏡。糸目が開いたときの目つきが悪すぎると周囲から言われたためかけるようにした。
レベル : S-80
職業 : 糸使い
能力 :
魔力で作り出した糸を操る。
魔力糸は目には見えず、出すのも消すのも自在。戦闘だけでなく様々な調査に使える道具として重宝している。
糸の周囲にある生体反応の感知。盗聴。自動マッピング。傷口の縫合。カマイタチを発生させる。など、非常に汎用性の高い能力。
迷宮突入時はインクブルほどの敵がいるとは予想していなかったため装備も貧弱だったが、本来であればもっと多岐に渡った効果を糸に付与できるため、戦闘力は更に高まる。
人物設定 :
ルドワイア帝国の最高戦力であるエルダークラスに数えられるほどの実力の持ち主でありながら、主な任務は調査仕事という異色の騎士。
深い洞察力と推理力に裏付けられた、精度の高い直感を誇る。だが何よりも特筆すべきは、一度喰らいついた相手を執拗に追い続けるその執念深さ。
飄々と人を喰ったような態度で、時に相手を苛立たせるほど強引な手法や言い回しで相手を追い詰める。
滅多に相手に悪感情を抱かないパンダですら、ディミトリには露骨に辛辣な態度を見せる程。
本来は、大量のドラゴンが発生したセドガニアへの応援として向かわされたが、到着した頃には既に事件は解決していた。
そのため任務は変更となり、セドガニア襲撃事件の調査を行うことになった。
その過程でパンダとホークの行動を不審に思い、事件の調査からは逸脱するほど深入りしていく。
その結果、パンダが魔人である可能性にまで辿り着きパンダを追い詰める。
結果的には、決定的な証拠を掴むことが出来ずに失敗に終わるが、パンダへの疑念はほぼ確信にまで至っている。
■オリヴィア
性別 : 女
年齢 : ?
髪 : 癖毛の酷い黒の長髪
レベル : ?
職業 : 黒魔導士
能力 :
様々な黒魔法を習得しているが、非戦闘用のスキルも多く習得しているため戦闘に特化したビルドではない。
だが非戦闘用のスキルは非常にレアなものが多く、彼女にしか作れないアイテムも多数存在する。
人物設定 :
『毒沼の魔女』として人間の間でもかなり有名な魔人。
四〇〇年以上の時を生き、今生き残っている魔人の中ではかなりの古株。その人生のほとんどを研究に費やしてきた筋金入りの研究者。
盟約のランクは四天王に次いで高く、魔王城にも自由に出入りを許されている。
三代目魔王であるクロードヴァイネに、彼が幼少の頃から強い好意を寄せられている。
クロードヴァイネが魔王になってすぐ、彼の寵姫に選ばれる。
オリヴィアはクロードヴァイネには恋愛感情などなかったが、魔王となった彼の命令には逆らえず寵姫になることを受け入れる。
だがその甲斐あってオリヴィアは人間領を好き勝手に渡り歩き、人間に技術供与紛いのことをしても魔王から直々に許されるという特例を得ていた。
彼女の討伐作戦にはバラディア騎士団が当たることがほとんどで、彼女が残した研究成果はそのままバラディア国に渡ることになる。
バラディア国が世界有数の研究開発大国としての地位を築けたのも、半分は彼女の功績だと言える。
その深い知識は魔族の間でも認められており、魔王城で貴族階級の魔人たちに講師として魔術を教えさせられることもある。
かつてフルーレにも魔術を教えたことがあり、そのときはフルーレに対して『クソ生意気な小娘』という印象を持っていた。
◆レベル目安
人間社会における、レベルによる評価目安。
あくまで人間目線での評価。またポテンシャルや習得スキルや技量によって大きく差異が出るので、あくまで平均的な評価です。
■1~9
駆け出し。ポテンシャルや適正職業がまだ明確ではないため、スキルポイントを割り振るのが非推奨になっている。そのためステータスも低い者が多い。
■10~15
適正職業が明確になり、適切にスキルポイントを振っていくことができるようになるため、駆け出しの者と比べるとレベル以上に段違いに戦闘能力が高まる。
ハシュール国軍の一兵士の平均レベル。
■16~24
冒険者であればこの辺から一気に探索可能エリアが増える。
ルドワイアとバラディア以外の国であれば騎士団に入団できる可能性があるレベル。
■25~30
戦闘職でなければどの職業でも一人前。必要なスキルはあらかた揃う。
冒険者ならバラディアでの活動が選択肢に入りだす。
■31~39
戦闘職でも一人前。バラディア国ならば騎士になれる。
冒険者であれば魔族領と一部の危険地域を除いて、大抵のエリアを探索可能。
ルドワイア軍の一兵士の平均レベル。
■40~50
一流。50までいけば戦闘者として大成したと見なされる。
ポテンシャルがSであればルドワイアの騎士になれる可能性がある。
人間領であれば全てのエリアの探索が可能なレベル。
ポテンシャルがB以下だとこの辺からレベル上げが難しくなってくる。
低級の魔族であれば戦闘ができるようになる。
■50~60
魔族との戦闘に本格的に参加できるようになる。ルドワイア騎士の平均レベル。
ポテンシャルB以下がこのレベル帯に到達することはほぼない。
冒険者であれば魔族領の探索が選択肢に入りだす。
■60~70
強い魔人とも互角に戦えるようになるレベル。
一部の天才ならエルダーの称号を手にすることが可能になりだす。
ごく一部しか存在しないが、冒険者であれば魔族領を探索して巨万の富を得るチャンスがある。
人間領内で最高難易度を誇る、ルドワイアの国営ダンジョンを利用せずにこのレベル帯になるのは難しい。よほどの工夫か、長期間のレベリングが必要。
ポテンシャルがAなら、この辺が辿り着ける限界。
■70~75
魔人と比較しても強力な戦闘力を持つ。
ここまでくればルドワイアの騎士の中でも優秀。
人間領でのレベリングではここまでが限界。
■76~80
人類の中ではかなり上位の戦闘力を有する。
人間領でのレベリングだけで到達するのは不可能に近いため、活動拠点は魔族領がメインになることも多い。
ラトリアのように一人で長期間のレベリングを行うなどの試練が必要。
■80~90
上位の魔人でしか太刀打ちできないほどの力を持つ。
人類最高峰の力を持ち、エルダーの称号を得ることができる。
ルドワイア騎士団の中でもトップクラスの実力者。
■90~100
伝説に名を遺すレベル。魔人ですら四天王クラスでなければ相手にならないほどの超絶な力を持つ。
過去この域までレベルを上げた者は数十名しかおらず、いずれも偉人として名を残している。ここまでくると単なるポテンシャルだけでなく、特別な才能やユニークスキルに恵まれていることがほとんど。
100レベルは人類史上数名しか成った者はおらず、パンダとビィを除く歴代魔王とならば互角に戦える力を持つ。
元魔王だけどパンダになって魔王討伐するね 橋本ツカサ @hashimoto_T
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