第16話 諦観するには若すぎるわよお嬢さん
陽が落ち、辺りが漆黒に包まれ出した頃。
ハシュール国の国営ダンジョン第三チェックポイント近郊で探索を続けていたパーティがいた。
基本的に陽が落ちてからの探索はご法度とされているが、そのパーティはこの国営ダンジョンでのレベリングも長い。もうこのダンジョンのことは隅々まで知り尽くしていた。
剣士、モンク、白魔導士の三人でもう二週間以上も第三チェックポイントに籠り続けている。
だがそれも、白魔導士が今日レベル11に上がったことで区切りがついた。
これで国営ダンジョンも卒業。第三チェックポイントに預けている荷物を取って、明日の朝にでもダンジョンを抜ける予定だった。
「このダンジョンに通い詰めてもう二カ月か……長かったな」
剣士がしみじみと振り返りながら言う。
「噂には聞いてたけど、レベルを10上げるのがこんなにキツイとはな」
「でもその甲斐はあったでしょ。これであたし達も一端の冒険者よ」
彼らはまだ若く、リビアから出たこともない。
この先に待ち受ける過酷な冒険者稼業の、その最初の関門をクリアしたというだけだ。
しかし今はただ達成感という褒美に浸っていた。これもまたレベリングの醍醐味の一つだ。
「そういえばよ、今すげえ勢いでレベリングしてるパーティがいるの知ってるか?」
「ああ、パワーレベリング組だろ? 二週間で5レベルまで上げて、近々第三チェックポイントに来るらしいぞ」
「二週間? はぁ~……あたし達の努力って」
「仕方ねえよ。向こうは16レベルの黒魔導士に24レベルの剣士がいるって話だ。ここの魔物なんか相手じゃねえよ」
「なんか、小さい子供もいるんだろ?」
「あ、知ってる。リビア町の薬屋の娘さんでしょ? たまに挨拶するわよ」
「いや、リーフ家の子じゃなくて、もっと小さい」
「え、あの子より小さい……?」
「俺見たぜ。紫の髪の、えらい可愛い嬢ちゃんだったな。ありゃまだ歳も二桁いってねえんじゃねえのか?」
「そんなに? 残念ね、もう少し滞在できれば会えたかもしれないのに」
そんな特徴的な子がレベリングをしているのなら、おそらく第二チェックポイントでは話題になっているだろう。
一目見ておきたかったが、彼らは明日にはこのダンジョンを去る。
まあ縁があればいつか会えるだろう。冒険者の活動域は広いが、ほとんどは皆同じような順序を踏む。じきにその少女もこのパーティに追いつく時がくるだろう。
「さあ、もう時間も遅い。急いでチェックポイントに戻ろう」
剣士が声をかけ、一行が進みだそうとしたとき。
「――その話、詳しくお聞かせ願えますか?」
不意に背後から声をかけられた。
三人が振り向くと、そこには一人の男が立っていた。
こんなダンジョンには似つかわしくない黒のコートに、黒のハットを被っている。一見すると紳士然としているが、その姿はまるで闇に浮かび上がる影のように怪しく不気味だった。
「……なんだあんた。いつからそこにいた」
「その話……ってなんのことよ?」
白魔導士の問いに、男はうっすらと笑みを浮かべた。
「――紫の髪の少女の話です」
「――は? 第三チェックポイントを封鎖?」
翌日、第三チェックポイントに到達したロニーパーティはいきなり出鼻をくじかれることとなった。
第三チェックポイントの担当管理官から、今日一日の第三チェックポイント付近での探索を控えるように通達が行われた。
「何かあったんですか?」
「パーティが一組、昨日から戻ってないらしい。荷物は置いたままだから、おそらくまだ森の中にいるはずなんだが」
「遭難したってことですか?」
「いや、ないだろう。そのパーティはそろそろこのダンジョンを卒業しようって連中だ。森の歩き方は分かってるだろうし、迷うなんてことはないだろう」
「ということは……」
魔物に倒され死んだ可能性が高いということになる。
「だが確定じゃない。負傷して動けないだけかもしれない。だから今からこのチェックポイントから捜索部隊を出す。頼りは森に残った痕跡だけだ。だから、捜索が一段落つくまで、ほかの利用者には探索を控えてもらいたい。別の痕跡を残されたくないんでね」
「ということらしい」
「最悪」
やはりというか、パンダは不満そうに頬杖をついていた。
ロニーパーティは簡易宿舎の一つを使い、そこで待機することにした。
「強制なの?」
「残念ながら強制だ」
国営ダンジョンは国が管理しており、それを利用する以上、利用者には国が定めたルールを遵守する義務がある。
この国営ダンジョンは特に規則が緩い方だが、それでもチェックポイントの管理者には今回程度の強制力はある。
「ダンジョンと銘打っておきながら、パーティが一つ行方不明なだけで大騒ぎとはね」
「やめなさいよそういう言い方。人命がかかってるのよ」
「封鎖は長くても一日だろう。それ以上は捜索を続けても仕方ないだろうしな」
「仕方ないわね。退屈は何より嫌いだけど、ボーっとするのは好きだし、寝ながら待つとするわ」
パンダは敷布団に仰向けに寝転がって目をつぶった。
鼻歌を歌いながら、組んだ脚でトントンとリズムを刻んでいる。
「トリスも、一日レベリングが遅れるけど、いいよな?」
「うん、もちろん」
今までの順調さを考えればこの程度は遅れとも言えないほどだ。
ひとまず今日一日は簡易宿舎で体を休めるのがいいだろう。
ロニーがそう判断したそのとき、宿舎のテントを開け、一人の男が入ってきた。先ほどロニーに事情を伝えた第三チェックポイントの担当管理官だった。
「ロニー・ブルック殿、少々お時間いいだろうか」
先ほどとは違い敬語を使っていることから、何やら厄介な話が舞い込んできそうだと、ロニーは長年の勘から察した。
「捜索依頼ですか」
「そうだ。冒険者として正式に依頼したい。今回行方不明になったパーティは平均レベル11の、それなりのパーティだった。彼らが危機に陥るほどの敵がいるとは思えないのだが、念のために優秀な護衛をつけたい」
チェックポイントに常駐している兵士の平均レベルは14ほどで、決して低くはない。
しかしロニーのレベルはそれを大きく超える24。同行するならこれほど心強いことはない。
国営ダンジョン内では強い個体は定期的に間引かれているが、完璧ではない。今まで見過ごされていた可能性を考えると、強い冒険者がいるなら依頼しない手はない。
「構いませんが……俺たちのパーティ四人ともですか?」
「当然でしょ? ここで待ってるよりずっとマシだわ」
パンダは布団に寝ころびながらもやる気はあるようだった。
しかし管理官は首を横に振った。
「悪いが、必要以上に人員を増やすつもりはない。11レベルのパーティが行方不明になったんだ、それ以下のレベルの者は同行させられない」
「なによ、足手まといってわけ?」
「まあまあパンダちゃん」
「なら私は問題ないですよね?」
次に口を開いたのはフィーネだった。
フィーネのレベルは16。十分同行に耐えられるだろう。
「……いや、フィーネ、君はここに残ってくれ」
「ロニー、私は」
「君の力を疑ってるんじゃない。もしものときはパンダとトリスに連絡を取りたい。それができるのは俺と君だけだ」
ロニーパーティではよく使われている、通信用の魔石を用いた連絡方法だ。
使い方に癖があるため、使い慣れていない者が使うのは難しい。
この中ではロニーとフィーネしか扱えない。そのため、ロニーが捜索に出るならフィーネがここに残る必要がある。
「……いつもこれよね、ロニー」
「フィーネ」
「分かってるわよ。はいはい、待ってればいいんでしょ?」
それきりフィーネはそっぽを向いた。
いつものことながら、ロニーはやれやれと肩をすくめると支度に取り掛かった。
「じゃあ俺は少し離れるから、その間三人はここで待っててくれ」
「わかった」
「はいはぁい」
返事をしたのはトリスとパンダだけだった。
フィーネは納得はしているものの不満はあるようで、ロニーから視線を逸らしたままだった。
二時間が経過し、ロニーを含めた捜索部隊が第三チェックポイントを出てからというもの残された者たちはすることもなく各々時間を潰していた。
第三チェックポイントには現時点で二○人ほどの利用者がいるが、皆緊張感などなくただ漫然と体を休めていた。
フィーネもその一人で、テント傍のベンチに腰掛けながら酒を煽っていた。
酒自体はチェックポイントの商店で買える。特に第三チェックポイントでは町に戻らずに籠り続ける者が多いため、酒の常備は必須ともいえる。
「あらあら。いいの? こんな昼間からお酒なんて呑んで」
それを見つけたパンダがからかうように近寄ってきた。
フィーネはちらりと横目でパンダを見据えると、すぐに視線を外した。
「ほっといて。どうせやることなんてないんだから」
「急な出撃があったらどうする気?」
「トリスに酔い醒まし薬をもらうわ」
「なるほど、それは名案ね。じゃあ私も一杯」
酒瓶を取ろうとするパンダだが、それよりも早くフィーネが奪い取った。
「お酒は二十歳になるか、レベル10になってからよ」
飲酒可能な条件はそう定められている。
酔いというのは、言ってしまえば一種の状態異常だ。
レベルが上がると酔いに対する抵抗力も高まるため、二十歳になっていなくともレベルが10を超えていれば十分飲酒に耐えられるとされている。
「大丈夫よ、私今まで酔ったことなんてないから」
何しろかつてのパンダはレベル100だったのだ、アルコールごときで酔うほど可愛らしい身体ではなかった。
故にパンダが酒に求めるものは味だけだ。酒に酔いは期待していない。
「やめときなさい。酔ってもいいことないわよ」
「あなただって呑んでるじゃない」
「私はいいの。苛々したらいつも呑んでるだけだから」
「さっきから怒ってるみたいだけど、何に怒ってるの? ロニーに置いていかれただけでそんなに不機嫌になる?」
「……うるさい」
ぐび、と一気に煽る。
ほのかに頬が赤くなっている。フィーネはああ言っているが、多少は酔いは回っているようだ。
「何なら私に愚痴ってくれてもいいのよ?」
「……ふざけないで。あんたにだけは絶対弱みは見せないって肝に銘じたんだから」
「私のためじゃないわ。あなた自身のためよ。どうせロニー絡みのことで相談できる人なんていなかったんでしょ? この数年で積もり積もった愚痴があるんじゃないの?」
「……」
フィーネは空いたグラスに酒を注ぎながらしばし黙り込んだ。
しかしパンダの言葉は図星で、フィーネには誰にも話せない不満が確かにあった。
やがて酔いに任せるようにフィーネはぽつりと声を漏らした。
「――私ね、本当はお菓子屋さんになりたかったの」
「ぶはははははは!」
「……ぶっ殺すわよあんた」
「ご、ごめんなさい……ふふ、そんなイメージなかったから。いいじゃないお菓子。私好きよ、お菓子。どうしてならなかったの?」
フィーネは言うか言うまいかしばし悩んだが、しばらくして湯に更に深く体を沈めてぽつぽつと声を漏らしだした。
「……私、ロニーが好きなの」
「もちろん知ってるわ」
「……意外ね。またからかってくるかと思った」
「いいじゃない。素敵よ、冒険の中で育まれる愛」
「そんな最近の話じゃないわ。私とロニーは幼馴染で、子供の頃からずっと一緒だった。ロニーは私のこと妹みたいに可愛がってくれたけど……私はずっと早い頃からロニーを男性として意識していたわ」
「まあ、いい男よね。あなたがコロッといっちゃうのも分かるわ」
「そんなロニーが、ルドワイアの騎士になるって言いだしたの。修行のために冒険者になって、リビアを出るって」
「ああ、だからあなたも冒険者になったのね。ロニーと離れたくなかったってわけ」
「それもあるけど、やっぱり心配だった。当時はまだロニーもレベルが10になったばっかでね。誰かとパーティを組んで出ていくならまだしも、一人でなんて。だから無理いってついていったの」
「変な話ね。余計に足引っ張りそうなものだけど」
う、と言葉を詰まらせるフィーネ。彼女にもその自覚はあったらしい。
「……おっしゃる通りよ。私なんて当時まだレベル2だったわ。いろんな人から猛反対された。でも、どうしてもロニーが一人で町を出るのが嫌だった。最後なんてもう、泣き落としよ」
「わお。見たかったわぁ」
にしし、と茶化すように笑うパンダの肩をこつんを小突く。
「結局私のレベリングのために、ロニーの出発は一○○日も遅れることになった。だから頑張ったわ。少しでもロニーの助けになろうと思った」
フィーネは酒のペースを加速させていく。
その度に饒舌になっていったが、代わりに声音は重くなっていく一方だった。
「冒険者は……辛かったわ。前も言ったわね、憧れるような職業じゃないって。ほんとにそうなの。最悪よ。危険に見合わない安い報酬で使い倒される。消耗品なのよ私たちなんて」
「……」
「何度も怖い目に遭った。でも嫌だなんて言えるわけない。私から無理を言ってついてきたんだから。ロニーの夢を応援したかったの。少しでも彼の助けになりたかった。……でも……」
「……」
「……私はレベル16。ロニーは24。……どう思う? おかしいと思わない?」
「ロニーがあなたを危険な仕事から外してるんでしょ?」
ぴくり、とフィーネの肩が揺れる。
「……そう、気づいてたのね。……そうね。確かに、ロニーが言う通りあなたは……不思議な子かもね」
同じパーティで活動すれば同じようにレベルが上がっていくものだ。特に低レベルの内は、最初に差が開いていたとしてもすぐに詰まる。
8レベルも開いているというのは明らかに不自然だ。
となれば、それは人為的な思惑があると考えるしかない。
「その通りよ。ロニーはね、基本的に危険な依頼を受けようとしないの。私を心配してね。でもお金はないから、いつかは受けないといけない。そうするとね、ロニーはあれやこれやと言い訳を見つけては、私をパーティから外すのよ」
「優しさでしょ?」
「違うッ!」
ダン、とグラスをベンチのひじ掛けに叩きつける。
中の酒が腕に零れるのも気にせず、フィーネはパンダを睨み付けた。
「役立たずだって思われてるの! 信頼してもらえてない! 足手……まといだって……そう思われてる。今だって……!」
フィーネはベンチの上で両足を抱え、膝に額を乗せて眠るように目を瞑った。
「……馬鹿みたいよね。ロニーを助けたいって言いながら、私が一番彼の足を引っ張ってる。私なんていなければロニーは他の優秀な黒魔導士とパーティを組んで……そうすればもっと効率のいい依頼だって受けられる。もっと早くレベルを上げられるはずなのに」
「かもね」
「知ってる? ロニーのポテンシャルはBなんだけど、ルドワイアの騎士でポテンシャルBなんて今までほとんどいない。ロニーがなろうと思うなら、普通の人の何倍も効率よくレベルを上げないといけないのに、私のせいで……」
「今からでも冒険者をやめればいいじゃない。お菓子屋さん始めたら?」
「……いやよ。私の知らないところでロニーが死ぬなんて絶対いや。そんなことになったら、私死ぬまで後悔する。私が傍にいればって……絶対思っちゃう」
「ワガママねぇ」
「ロニーが騎士になれるまで、私は彼についていく。……もしくは、彼が私を見限るまで。どんなに辛くても耐えて――ッ!?」
そっとフィーネの頭をパンダが抱きかかえた。
女性のフィーネですら惑わすような甘い匂いが鼻孔をくすぐる。
いつかの夜のような、優しい指先がフィーネの頭を撫でた。
「もっと余裕を持てばいいのに」
「……できるわけないでしょ、そんなの」
「だからダメなの。もっと楽しみなさい」
「何を楽しめってのよ。辛くて、怖くて、認められなきゃって焦って」
「全部よ。辛さも怖さも焦りも、全部楽しめばいい」
「出来るわけないでしょ!?」
抱きしめていたパンダの腕を突き飛ばし、フィーネは目に涙を溜めながら声を荒げた。
「あんたはいいわよね。なんか知らないけどロニーに気に入られてるんでしょ? 私は剣の凄さなんてわからないけど、確かに素人じゃないわ。ロニーが手放しで認めるくらいだもん。それだけ才能があって、皆から認められてればそりゃ人生楽しいでしょうね。でも、私は……!」
「だから私をパーティにいれたくなかったの?」
「……ッ」
顔をしかめるフィーネ。
だがその言葉だけは、どうしても否定したかった。
「違うわ。確かに、あなたに嫉妬しなかったって言えば、嘘になるかもしれない。でも私はただ……私みたいに半端な気持ちで冒険者になってほしくないだけ。あんたみたいな子供に」
「……」
「私と同じ間違いを犯してほしくない。私を同じ苦しみを……味わってほしくない。……それだけよ」
それはフィーネの本心だった。
パンダと出会った日から、フィーネはパンダが心配で仕方なかった。
何度も冒険者の道を諦めさせようとしたが、結局駄目だった。
パンダには才能があったからだ。フィーネよりもずっと優れた才能が。
「だめよ、そんなに張りつめちゃ」
パンダは変わらず微笑を浮かべ続けた。
「やっぱり、あなたには余裕が必要よ。心のゆとりって言うのかしら。――大丈夫、私が与えてあげるわ」
「……何言ってるの?」
「私があなた達の旅を楽にしてあげる。私があなたの苦しみを分かち合ってあげる。私があなたの不安を消してあげる。だからあなたは、もっと余裕をもって旅をするといい。冒険を楽しめばいい。私と一緒に。――仲間って、そういうものでしょ?」
「――」
その言葉はまるでフィーネの心を溶かすように染み渡っていった。
今まで一人で抱え続けた重荷を共に背負うと言ってくれたその言葉だけで、確かにフィーネの心は何かから解放されたように軽くなっていた。
「……馬鹿みたい」
そう言って、フィーネは小さく笑った。
本当に馬鹿みたいだと思った。あっさりと言い放つパンダもそうだが、彼女がそんなにあっさりと言い放ったせいで、深刻に考えていたフィーネ自身もまた、なんだか馬鹿らしくなってしまった。
パンダから顔を背けたフィーネはそのまま、ぐい、と酒瓶をパンダに差し出した。
意図が分からず首をかしげるパンダに、フィーネは彼女に向けて初めて心から笑顔を向けて言った。
「愚痴聞いてくれるんでしょ? こんなつまらない話、素面で聞くもんじゃないわ」
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