ダブル弟との禁断同棲ライフ

作者 深町 枝織

5

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さんがに★で称えました

★★ Very Good!!

――

点2にしたのは、8話現在で「2人目」が出てきてないので、そのあたりまだ判断保留にします的な意味合いです。(2017年2月20日現在)

さて、この物語、姉弟な日常ものとしてゆっくり進行していきますが、どことなく不穏な伏線が見えます。
例えばなぎさの「自分たちの幸せは無条件にあるものではないのだ」的な警戒的恐れによる、弟へのべったり感とか。(距離感を未だにつかめていない、とも見ることが出来ますが、しかし経緯はどうあれ我ら姉属性にとってダダ甘お姉ちゃんは萌えなのです)
例えばミナトの「性愛ゆえにピリピリしてしまう」「絶対に成就させてはいけない性愛、故の甘美」とか(抑制によるセクシャルがもたらす歪みとは美少年の真髄であります)
そして、「家」の問題。家庭であると同時に、家族関係の複雑による。
そう、この物語の特徴は、各人が自分に課している「縛り」「束縛」というものにあると思います。
たんにイチャらぶしている姉弟ものも好みなわたしですが、こういう日常のなかの束縛、その不穏が姉弟恋愛をシリアスに盛り上げるというのも、またなかなか。決して気が抜けない。どんどん伏線を回収していってどシリアスになる可能性もあります。
季節は夏。そのどこか開放的になりきれない(前作「あかるい近親相姦けいかく!」からエライ違いであります)薄暗がりの若干の湿り加減が、端正で清潔感のある文体で進行していく、想像を掻き立てられる物語です。それでいてしっかりえろーすしているところも良い。線の細い美少年がダメだダメだと思いながらの恋慕を隠しての自涜とは大変おいしくございます。

その二人の「踏み切れなさ」が、2人目の弟の出現により、どんどん混乱していくことは容易に予想がついて。ハリー!ハリー(早く!)
二人目の弟は、さらなる束縛を与えるのか、それとも突破口を見つけ出すのか?これからの展開に期待します、というあたりで本…続きを読む