撮影スタジオ
ヒデさんのイメージ顔文字ψ(`∇´)ψ。これから状況説明のため絵と並行するので短編ですね。語彙力がないので絵に頼っていきます(ゲス顔)
着きました。
舞台、床は赤と黒のダイヤ柄で、真ん中に窓がついた小さい家、背景は夜空とも朝方とも宇宙ともいえる濁った空。
舞台セットの横にはメンバーの楽器が並んでいます。
それはとても面白いものです。
秀「ふはは、おはよー!」
スタッフ達「おはようございますー」
長谷川は監督です、手に霞草を持ち、挨拶をしながら控え室に行きます。彼はなんでもできます。
ガチャ
秀「みなさまー、おはよー!着替えたー?」
君「ヒデさんおはよー、ちゃんと着れてるだろ〜」テッテッテッ
秀「フリルがコルセットに挟まってますねー」グイッ
君「くっそ〜」
秀「箱野くん、はい、霞草〜さっき振り返してくれてせんきゅー」
箱野「あ、ありがとうございますっー」
秀「おはよー、っうわ」
星野「今井くんの、‥‥髪凄いね、化粧も」
今井「‥‥ヅラだし。いいだろ」
秀「アニメの敵キャラにもなかなかいない髪色」
舞台に移る。
秀「えー、みなさん、集合してるね、最初にイントロから撮ります、まだギターとか持たなくていいからね。んと、箱野くん!」
箱野「はいっ」
長谷川は舞台セットの家のドアを開く。
秀「ここに入ってー」
箱野「‥‥失礼しまーす、うわ、可愛い‥」
秀「ふはは、凄いだろー、んで、ここの窓で頰杖をついてて、左手に霞草な、真顔でいいよ、‥」
長谷川が外に飛び出る。
秀「まず箱野くんだけを撮って、ゆっくり下がって、そのあとメンバーね、ゆっくり箱野くん家の前を、わざと窓に手をつけて通って、箱野くん、メンバーを見えてない風に、いい?」
秀「そんで、今井ー、箱野くんの前を通った後、さあよってらっしゃいなのセリフの時にカメラに近づいて言ってね、そこで1回切るよ」
スピーカーから音楽が流れる、
カメラが僕を見つめて、流れていく
わざと手を付けて、僕は見えてないのに。
気づかないのに。そのつもりで。
「さあよってらっしゃいな」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます